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ウルトラマラソンの副反応耐性。長期ブランクでリセットか?


最近はマラソン大会も種目や規模を縮小したりしながらも開催されてきて嬉しい限りだ。しかしながら、2年を超えるブランクで身体のマラソン耐性はリセットされた気がしてきた…。

ウルトラ対応のカラダになってたはずだが

 

2013年初参加した四万十川ウルトラマラソンを皮切りに毎年ウルトラを走ってきたが、100kmオーバーに関しては2019年10月の四万十川ウルトラマラソンが最後。

 

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コロナ禍の中止ラッシュ後、ようやく2022年5月のえびすだいこく100kmマラソンで2年7ヶ月ぶりに100kmレースに復帰。

 

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2019年までは、ウルトラマラソン中、あるいはレース後にいろんな身体の異変を経験してきたが、それも少しずつなくなってきていた。100kmという距離でさえ、とりあえずは普通に完走できるなという自信すら持っていた。やはり”慣れ”は確実に存在するようだ。

話は逸れるが、ウルトラデビューから約10年でランシューからマンサンダルで100kmウルトラ走るようになってることも感慨深い。実際には85kmしか走ってないが💦

今回の記事の趣旨は、履きものではなくウルトラマラソンに対する身体の耐性というか慣れがリセットされたのではないかということなので早速その点を検討してみたい。

 

これまでの主な異変とは?

 

過去に経験した異変について、覚えている限り挙げてみると

 

①脚の突然の灼熱感
非定期に脚(左太もも外側)が熱くなる。約1ヶ月近く続き、受診しても原因不明。その後自然に消失し、以降は出ない。

 

②頻繁に尿意をもたらすものの出ない
これは単純に脱水が進行したのだと思う。自然生理上、尿を排出したいのに脱水により脳が水分を体外に出すのを拒絶している。なので、レース後休息・給水したらすぐ回復する。

 

③初距離を踏むごとに痛風用発作
これは、サンダルラン(ベチュラン)で参戦したレースでの走破距離を更新するごとに、左親指付け根付近に痛風用発作が起こる。マンサンダルでは今のところ起きていない。

 

④レース中の腹部膨満感
これは、もはや膨満感ではなく膨満そのもの(笑)フグみたいにお腹が膨れてくる。いろいろ調べたが、おそらく空気の飲み込みすぎで気管支に入らなかった一部の空気が胃に貯まるものと考えている。ゲップがとても有効だ。

 

他にも脱水による諸症状などはあると思うが、頻度、症状の強さともに大きなものは上記4つくらいだろうか?

①は1度だけ、②③④はコンディションや気象条件などによって出たり出なかったりの症状だ。ちなみに、今回のえびだいでは上記4つの症状は出現せず、熱中症っぽい集中力のなさと倦怠感のようなものが終始付き纏っていた。

そして、大会後は軽い下痢が1週間くらい、頭にゴツゴツ吹き出物多数(2週間くらいで消失)、胸の痒み(現在進行中)がある。因果関係はわからないがウルトラ後の症状としてチェックしている。

 

人間は順応する動物


全然関係ないが、向津具ダブルマラソンの応援中に撮った写真。瑞風という超高級寝台列車だと翌日気付くw

 

えびだい100kmについては、最高気温が29.3℃、朝9時の気温が26℃、夕方18時でも24℃くらい観測されている。終日暑くしかも日陰がほとんどない環境で過酷だったことは確かである。

初めて血尿のような赤い尿が出た(行軍症候群?ミオグロビン尿症?)こともあり、身体への負担は自覚以上だったようだ。

今回に関しては、暑さが原因なのかもしれないがやはり2年7ヶ月ぶりの100kmというブランクもあるかもしれないと考えている。

最初は、1kmすら走れないところから今や100kmやそれ以上の距離を走り、さらなる高みに挑んでいる。これも、いろんな不調や異常、障害を経て身体が少しずつ強くなってきた証だろう。

身体が履修・経験してきた”ウルトラ耐性”もレース参戦の機会がなければ忘れてしまう部分もあるのではないか?筋肉は一旦鍛えた強さを6ヶ月は覚えているので半年のブランクなら元に戻るのも早いが、それを超えるとまた一から鍛え直しみたいなことを聞いたことがある。

それと似た感じだとすると、疲労のピークが早い、ペースが上がらない、本調子でないetcもブランクにより身体が以前の強さを取り戻せていないという可能性も考えられる。のではないか?

 

わからないけど解ること


田園風景のど真ん中で一生乗れるか乗れないかの高級寝台列車を撮り鉄したのもいい記念w

 

上述した通り、人間は環境や鍛錬によりできなかったことを克服し順応する能力を持っている。フルマラソンでも「30kmの壁」などとよく言われるように、そもそも人間はそのくらいしか走れるようにできていないのだと思う。

しかしながら、長距離を走る練習をしたり、筋トレをしたり、メンタルトレーニングなどを駆使して、その壁を少しずつ乗り越えていくわけだ。

もし、その順応する能力がウルトラマラソンにおいて一定期間の実践経験がない場合に、ある程度失われてしまうのであれば恐ろしいなと思うと同時に、大会に参加しなくても実践さながらの練習をすることも不可欠だと気付く。

何よりも、これまで相当な努力をして得た力は誰しも失いたくないし、また同じような努力や苦しみを味わいたくはないはずだ。真相はわからないが肝に銘じておくべきだと痛感した。

 

結論:練習をサボったらダメ

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