私自身はランニングシューズを脱いでから3年弱。サンダルやワラーチでフルマラソン〜ウルトラマラソンまで走ってきた。
サンダルでは130km完踏、マンサンダルでは現在42kmまで全く故障することなく走れている。鍛え方が未熟なので、足のケガや一過性の異変はあるものの全く故障しない。
もちろん、故障するしないはフォームなども関係するのだが、唯一身体と接地する足に関することなので履物の種類というファクターは大きいだろう。
自分自身でその点について確証できたときから、レッスンでも膝や足・脚・腰などのトラブルがある方に伝えてきた。
「ランニングシューズ脱いでみますか?」
世間一般のいわゆる常識からすると、はぁ?ってなもんだろうが(笑)
つい最近も、膝の痛みとともに走っている方へサンダルランを勧めたところ、
「以前よりも脚の疲労が減って走りやすくなり、距離も伸ばせるようになった。何より、膝の痛みがかなり軽減した」
また、どんなランニングシューズを買ったらいいでしょうか?という問いに対しても、
「お店で相談すると初心者用のクッションたっぷりなシューズを勧められます。敢えて、サブ3用のようなクッションの薄い上級者向けシューズを買ってください」
とアドバイスした。
その結果、「走ってみるとぐんぐん走れるようになったのと同時に、今までよりも足のトラブルや何かしらあった痛みが無くなった」とのことだった。
他にも、ウォーキングしているけど膝の痛みが消えないという方も、サンダルでよくなったりといろんな好事例がある。
基本的には、特に膝周りのトラブルや痛みがある人、ランニングフォームや着地がある程度習得できている方には積極的にサンダルランを勧めている。
これまでに、ランニングシューズを脱いでサンダルランを初めた方で故障した人は皆無である。
以前よりも、走りやすくなった、疲労が減ってきた、痛みや故障と無縁になった、、、という方ばかりだ。
まさに、自分自身が体感・体験してきたことが有り難いことに再現されている。
当然ながら、裸足がベストだと分かっているがなかなかその境地には至っておらずマンサンダル修練中だが、少なくともランニングシューズが足・脚の機能を退化させていることが自他共に実証されてきた。
ランナーの皆さんの中で、故障続きの方、記録が頭打ちの方、そしてもちろん、これから走り始める方もランニングシューズを履かないという選択肢を頭に入れてみてもいいかもしれないと感じている。
世の中の常識はその全てが正しいわけではなく、いろんな利害関係の上に意図的に造られたものも数多く存在するものなのだから。
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