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自分が走るフォーム見れる?モーションセンサー1stレビュー


自分が走っている姿やフォームって客観的に見ることが困難なもの。今回、CASIOとASICSが開発したモーションセンサーを購入したのでレビューする。

CASIOとASICSの最強タッグ

CASIOが培ってきたセンシングテクノロジーと、ASICSのスポーツ工学知見をハイレベルで融合して誕生したのがモーションセンサーだ。

腰に装着して走ることで、ランナー特有のフォームのクセや改善点を独自のアルゴリズムから算出し、20種目以上に及ぶ測定項目からフォーム分析をしてくれるという優れものである。

また、最初に取扱説明書を見た際に電源ON/OFF、充電など基本的な情報しかなく???と思っていたが、使ってみて納得。ワンタップでその項目の解説や動画がポップアップされたりしてアプリ上で疑問点は全て解決してくれる親切な設計に好感が持てる。

データ確認には、Runmetrixという無料アプリを使いモーションセンサーからデータ転送する。G-SHOCKのモデルとApplewatchでは手元から操作や確認ができて使い勝手がいい。

更には、ランニングフォームの解析に加えて具体的な目標を設定すれば練習メニューまで組んでくれるので、ランナーであれば興味がないわけがないほどのアイテムだ。

まずは、一体どんな指標がわかりどう可視化してくれるのか?そこからみていこう。

モーションセンサーで何がわかる?

 

9軸のセンサーとGPSを内蔵しており、ランニングフォームを可視化するという仕組みであり、通常の走行距離やペースのみならず、様々な指標を算出してくれる優れものだ。

まず、レーダーチャート上に6つの評価項目がある。

これらの項目は、20種目以上の測定数値の組み合わせからスコア化されているようだ。

 

確認したところ、以下の項目が記録されている。

1.ペース 2.タイム 3.走行タイム 4.ピッチ 5.ストライド 6.ストライド身長比 7.体幹の後傾 8.上下動 9.上下動身長比 10.腰の沈み込み 11.骨盤の左右傾き 12.骨盤の引き上げ 13.骨盤の回転 14.骨盤回転タイミング 15.左右方向衝撃 16.蹴り出し時間 17.接地時間 18.設置時間率 19.着地衝撃 20.蹴り出し加速度 21.減速量 22.スティフネス

なんだかよくわからないものも多いが、タップすると説明が出てくるので安心だ。これらの項目を複数組み合わせて数値化したものが、レーダーチャートの6つの項目に集約・反映されているようだ。

同一の身長体重でも個々人の体格差などを考えると、ここで分析される指標が全て正しいかどうか?は不明だが、自分のフォームを客観的に知ること、弱点を知ることには大いに役立つ機能だと感じている。

モーションセンサーについてはこちらから

実際に試してみた

数値上の分析とともに、大きな目玉(だと思う)がこのアニメーションによる自分のフォームの可視化だろう。

骨盤の動きからセンシングしているから?腕振りなどは自分のそれと違う動きをしているので、完全にこれが自分のフォームをトレースしているとは思わないが、そのあたりの表示誤差?を除くとしっかりしたアニメーション表示になっている気がする。

まだ使い始めたばかりなので、何ともいえないのが本音だが、これは非常に興味深く見ることができる。3Dのため、さまざまな角度から観れたり、赤色の目標フォームと重ね合わせたりすると自分の改善点がよく解る。

また、目標とするコースも4種類あり、それぞれにコーチングのフィードバックや目標に対する練習メニューを組んでくれる。

私は、ウルトラランナーなのでRUN LONGERを選択しているが、LSDやゆっくりペースのジョグだとあまり得点自体は上がらないような気がする(気のせいかもしれないが)

紹介しきれないが、いろんな角度からコーチングが提示される。

目標に対する練習メニューも。

走ることへのモチベーションツールとしては最高にFunなアイテムだと個人的には感じた。普段もレースでもラップすら取らない私にとっては…。

モーションセンサーの価値

モーションセンサー+Runmetrixを使い始めたばかりであり、偉そうに何も言えないところだが3日間使ってみた現時点で十分にその価値を感じている。

これから、各種フィードバックやコーチングによって自分の走りがどう変化していくのか?継続して確認していきたいと思う。

また、個人的に即購入を決めた点としてApplewatchとのペアリングができることも大きかった。モーションセンサーのボタンを触らなくても、Applewatch上でスタート・ストップ、リアルタイムなラップや距離など把握ができる。

利便性だけでなく、ApplewatchやiphoneのGPSを使わなくていいので各アイテムのバッテリーにも優しいのだ。しかも、モーションセンサー自体は、液晶などないので結構持ちが良さそうだ。

これは、ApplewatchユーザーもしくはG-SHOCKの対応モデルを所有しているランナーのみの特権ではあるが嬉しい限りだ。

今後、もしGPSウォッチを買う・買い替えるという場面が訪れるランナーには、このモーションセンサーを購入して、Applewatch買うのが普段使いの面からもベストバイではないか?(Apple信者の私的意見)

ランニングフォームの分析や改善点を教えてくれるだけでなく、その利用価値は他のアイテムの使い勝手にも及びそうだ。

 

*単体で使用・スマホでデータ確認する方はこちら

*Applewatchもおすすめ!

今後の活用について

今回、CASIOとASICSから販売されているモーションセンサーとRunmetrixを使い始めたのでファーストインプレッションを勝手に書いている。

今後、使い込むことで自らのランニングがどう変わるか?はもちろんのこと、ジョギング教室を運営している身として、生徒さんたちのフォーム改善に活用できないか?と考え始めている。

そのくらいこれまでになく画期的で使えるアイテムだと思っている。

データ提供と引き換えに、機器をレンタルしてくれないかなぁ、CASIOさん…..

なんて期待を込めつつ、ワクワクな1stレビューとしたい。

*G-SHOCKとセットはこちら

 

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