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常識を疑えシリーズ3|大きな歩幅で踵から!は大間違い!?


”笑うとシワが増える”というが、医学的にはたくさん笑うほうが表情筋が鍛えられてシワは浅く目立たなくなると言われている。このように根拠のない常識が世間にはゴロゴロ転がっている。歩き方にも…..?

大きく手を振って踵から着地する!のウソ

ウォーキングにまつわるいろんな媒体、いろんな業界においてほとんど例外なく「正しいウォーキング法」として踵から着地すると推奨されている。なぜ、そんなおかしなことが常識としてまかり通っているのだろうか?

結論、シューズを履いているからそれができてしまうだけの話であって、人類は踵からの着地など機能として備わっていなかったはずだ。

踵で着地すると足腰に最も負担がかかることは周知の事実であり、かつ身体の軸よりも前で着地するため進む方向に対してブレーキをかけてしまう極めて非効率な歩き方・着地法なのである。

シューズを履くことで脚の持つ機能が退化してしまった人類は、正しい歩き方すら解らなくなり「脚が痛い」「膝が痛い」「腰が痛い」という負のループから抜けられないでいるのだろう。

常識や教育により普及した間違った歩き方を是正することは、思っている以上に大切なスキルとなるかもしれない気がしている。

踵ではなく前から接地する

自身の経験をベースにジョギングやウォーキング指導をしていて、ある程度疑問が確証へと変わってきた。正しく歩けることが正しく走れる最初のステップと考えているので、歩き方、着地には着目している。

現在では、踵ではなく足指の付け根の下あたりから接地するのが理想的だと感じている。

場所がよくわからない方は、その場で軽くジャンプを繰り返してみてほしい。最初に地面に着く場所がソコである。もしくは、後ろ向きに歩いてみるとよく解るだろう。

踵から接地する人はきっといないと思う。それが、少し高所から飛び降りるときであれ、水溜りを飛び越える時であれ…..。人類は太古の昔、裸足で生活していた時の遺伝子を今でも持っているという。

だから、そのような咄嗟の場面では脚への負担を回避した正しい着地法ができるのである。しかし、上述した間違った常識やシューズの高機能化と歩行不足・運動不足などにより、センサーが鈍りまくっている現代人の足では正しい着地を意識しなければできないのが現状だ。

どうやればいいのだろう?

まずは足裏のハンコを押すイメージ着地から

まずは、足裏全面(ソール)をしっかりと地面に接地させていくといいだろう。着地方法としてはフラット着地と言われるもので、足裏にペンキでも塗って地面に綺麗にスタンプを押していくようなイメージの着地だ。

踵からでもなく前からでもなく、足裏全面が同時に地面に設置するよう意識して歩いてみる。踵着地では、体の軸に対して着地が前に来るが、フラット着地では身体の真下で着地することとなる。

つまり、地面に対して垂直な軸ができるとうことであり、理想のフォームへ近づいていく。言い方を変えると、これまで踵着地によりブレーキがかかってきたのがフラット着地ではブレーキがかからなくなる。

これだけでも、無駄なエネルギーを使わず歩けるようになるので是非チャレンジしてみてほしい。最初は動きがぎこちないが、慣れてくる頃には背筋の伸びた姿勢に変わっていることに気付くはずだ。

フラット〜より前方着地へ


偉そうに書いているが踵着地になってる私のサンダル💦でも、走る時は前側も使えている証拠が。

私のジョギング教室でも、フラット着地をマスターするよう指導している。それを最もマスターしやすいのがサンダルランであり、現在は30名以上の方がサンダルランに取り組みながら着地やフォーム矯正をスムーズに行っている。

使っているサンダルはビルケンシュトック ホノルル↓

フラット着地がある程度できるようになれば、今度は先ほど書いたその場ジャンプで最初に接地するポイントから着地をするよう練習してみる。

結局はフラット着地でいいのだが、コンマレベルで最初の接地ポイントを意識するということだ。これが無意識にできるようになれば、きっと周りから歩き方や姿勢がキレイだね!と言われることでフォーム習得できたことを自ら知ることができると思う。

意識することで必ず変わる

他にも歩くスピードで走るスロージョギングの活用も着地トレーニングに最適である。私が考える最も簡単で身に付きやすいフォーム矯正・着地矯正方法は、

サンダルでスロージョギングである。

これはおそらく間違いなく効率的であり、最も簡単に習得出来得るメニューだと信じている。長年の習慣というものは想像以上に頑固であるものだが、日々の意識により効率の良いスムーズなウォーキング方法を身につけることは、もっとラクにもっと疲れずに歩けるようになることである。

高齢になっても自分の足でしっかり歩けるよう、今日から意識してみませんか?

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