*当ブログを立ち上げる前に書いていた完走記を写真などを追加、若干のリライトを加えて再投稿した記事です。
ふと「防府マラソン」のDNF記を書いてないことに気付いた(笑) これからは都合の悪いことにフタをしないようDNFも書いていかないと、、
天候に苦しめられる展開
2回目のウルトラマラソンとなる今回は、広島県福山市~愛媛県今治市までを走って渡るという壮絶なウルトラだ。 ちなみに昨年の初ウルトラは、「四万十川ウルトラマラソン」 何かと四国にご縁深い今日この頃・・・
何はともあれ、前日無駄に早く会場入りし、受付時間前だけど受付行ってみたら既に大盛況^^; ここでこの大会の心地よいルーズさを感じることに(笑)
雨がぱらついてたりして観光も出来ずに温泉に入ってのんびりした後、前夜祭へ。 ランザローテのウルトラの大先輩方と広島のDNF王の方(笑)、今回、我が北九州ファンランクラブからウルトラ初参加の久保っち(ワシのブログ参加率高いのぉ)で楽しくウルトラ談義、そしてしまなみの対策について話を聴く事が出来ました。
う~ん、ただの飲み会85%かな?(笑) そんなこんなで解散後、ホテルに戻り、3時起床に向け早々に寝ようとするも寝れない、、、
結局3時間くらいの睡眠を得て、カーテン開けると雨がすんごく降ってる(@_@;) あぁぁ~と思いながらも、ホテルを出る頃には止んできたのでホッとする。
しかし、この雨がスタート後の私たちを苦しめることに・・・!?
初のしまなみ海道チャレンジ
見てもピンと来ないのでほとんどノーチェック(笑) コンナコトダカライカンノカ?
主催者である海宝さんの面白いけど何言ってるかよく聞こえないスピーチの後いよいよスタート!(失礼w) 今大会は、私設大会であり、基本的にすべて歩道を走る、信号待ちもあるということでタイムを競う目標はなく楽しく100km走破することを目標とした。
レースというよりは大規模な集団練習会に参加している雰囲気だ。 最初の島へ渡るまで、約20kmは信号ストップだらけ、トンネルで排ガス地獄💦
やっぱりチョコチョコ止まるとペースが出来ずよくないなぁと思いながら走る。
エイドは果物や食べ物もたくさんあってとても良かったです。
不安を感じさせない写真はこちら↓
しかし、冷静に見ると6月雨上がりこの雲…..
でもまだ始まったばかりで元気です^^
この冷たいうどんが最高に美味しかった♪
目ん玉いれたら願い叶いますよ(^^ゞ
叶いません・・・
こんな人いました
ウルトラで仮装ってすごいな、、
*この悪代官様、2019北九州マラソンで偶然お会いしてご挨拶しました(笑)
蒸し暑さから体調不良に
しかし兎にも角にも、、、 朝方まで降っていた雨のせい? 晴れないものの湿度が高くて汗がダラダラ・・・
脱水しちゃいけないと思い、水分たっぷり気味に採ってすすむ。 次のエイドは5km先だし。 また給食も充実してたのでまだ早いかな?思いつつも最初から積極的に食べる。
スイカもうまい…..
これが失敗だったようで、食べ物と水分の取りすぎだったのかな? 以降ずっと、お腹の調子が悪くて腹の中の雷様と共存しながら進む。 何回トイレに行ったことか(笑)
結局レース終わるまで、大小もよおすもののやっと見つけたトイレでほとんど出ず・・・を繰り返し、、、きつかった。
トイレもなかなか無いので我慢するのが余計に悪かったのかな。
汗の量がすごいので生搾りオレンジジュースなどは美味しかったのもあり5〜6杯も。評判どうり美味しかった(^^ゞ
結局、WCストップやエイドストップが長引き50kmまではキロ7分の予定が7時間近くかかってしまった(@_@;)
過酷なコンディション&救世主現る
これでヤバイ!と思い、ここから少しペースアップしてすすむことに。 しかもここら辺りからはまさかの晴れ間が出てきて暑かった~30度くらいまで行ったとか!?
地獄のようなコンディションになりつつあるけど、条件はみんな一緒。 知ってる人がいれば併走してペースを貰ったり、知ってる人がいないところでは積極的に話しかけて無理やり脚を動かし続ける。
70kmくらいまではキロ6分~6’30位で走ってた気がする。後半にもかかわらず意外と元気な脚に驚きつつも・・・
40km過ぎではこんなでしたが(゜o゜)
干上がりました、、
あんな遠くに見えてる橋を上り下りしながら走ります.
結局、頑張って走り続けるも一抹の不安が消えない。
そう、私はレース後、松山に移動してフェリーで北九州へ帰らないといけないのだ。 時間やペースを逆算すると常にギリギリの状態であり、ラストにペースが落ちるであろうことを考慮すると間に合わないと判断したのが、80.7kmバラ園のエイドだった。
どうやって帰っていいのか?迷っていると、先ほど道中話しかけてリタイヤの仕方を相談したランナーさんが現れる。 彼にはずっと移動応援団がいるようだ。
「どうしますか?」と声をかけていただき、「もうやめます」と言ったところ、いろいろと話をつけてくれて、これから車でゴールへ移動するという彼のご家族の車に便乗させていただいた。
これには感謝、感謝。。。(神かっ!?)
なんてったってこの大会には収容車がない。リタイア組は、貸し自転車、船、バスなど自力で帰ってこいというのがルールなのだ(笑)
こんな幸運も何かのご縁と思い、まだ走れる脚を残していさぎよくDNFを決める。ホントなら最後となる一番大きな橋もご覧の通りドライブで通過~~~(^^ゞ
走ると大変だけど、車だとあっという間に通過。
僅かな時間ながら彼の奥様やお子様とお話して、ご夫婦といろんな共通点があったりしてステキなご縁をいただきました。
レース後、伝えていた電話に連絡をいただいて丁重にお礼を伝えました。また彼の完走を祝福し、再会を誓いました。 来年の愛媛マラソンで再会できるかな?
車での快適な20km移動によりゴール会場前まで送っていただき、お礼を言って降りたすぐ目の前に、昨夜のDNF王がいたときには笑ってしまいましたが(期待通りDNFしてましたw)
いろいろとお話しながら笑顔でゴールへ帰ってくるランナーを応援していると、あぁ完走したかったな~と思ってしまいました。 ちょうど12時間、80.7kmでのDNFでした。
ちなみに完走率は過去最低?の65%とのこと。
みんなきつかったんだ、ちょい安心。
初のウルトラDNFを経験して
昨年の初ウルトラでは100kmを12時間12分でゴールしているので、同じ時間で80kmといかにノンビリ苦しんだか分かります。
DNFもポジティブに捉えると今回の収穫は、50km以降にペースアップして走れたこと、身体の疲労・筋肉痛が前回に比べほぼないこと、楽しい出会いがあったことですね(^^ゞ
脚は強くなってきている。ウルトラにも順応する身体も出来てきている。
後はコンディション管理などが課題なのかな? しっかりトレーニングして次回気持ちよく完走しようと誓いました!
ゴール会場で、呑気にカレー食べたりビール飲んだりした後、皆さんにご挨拶して松山へ移動開始。
事務局から送っていただいた写真
あ、、💦
私がDNF後にも歯を食いしばって制限時間ギリギリ見事にゴール!した久保っちは、なんと今治からタクシーで松山港まで移動していると連絡があった(リッチマンやな)
ホントに出港ギリギリにフェリーに乗り込んできた(ギリギリが好きな人だw)
DNF後にビール飲んでおいて帰ったことを責められたり、初100km完走を讃えたりしながらワイワイ楽しく過ごしつつ帰路へつきました。
やっぱりウルトラマラソン最高~~~(^^ゞ
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