初めてのフルマラソンの方は不安でいっぱい、すでに経験している人も調整をどうしようか迷いやすい時期ですね。雨続きなどで練習が思うようにいかないとますます焦るばかり…ジタバタしなくていいようにやるべきことをしっかりやっておきましょう。
フルマラソン2週間前にやっておきたいこと
鍛錬期を終えて調整期に移行する時期であると心得ておく
このタイミングまでに、しっかりした走りこみやスピード練習などをこなしてきてフルマラソンを走るための基本的なスタミナもついているはずです。ついていないケースや不足するスタミナは当日の気合で乗り切りましょう^^;
一気に科学的な根拠がなくなり精神論へと突入しましたが・・・(ーー;)w
それから、この時期から起死回生を!とばかりに負荷の高い練習をやってもそのほとんどは無駄に終わる可能性が高いばかりか、運悪ければ故障者となることすらあるでしょう。すなわちリスクのほうが大きいのです。
試験勉強と違って、一夜漬けや追い込みが通用しないのがフルマラソンなのだと心得ることが大事です。
トレーニングはハーフもしくは20kmのペース走
2週間前のタイミングで、ハーフ(or 20km)のペース走を行いましょう。フルマラソンのちょうど半分の距離をレースで走るペースをキープしながら走ります。
そのことにより本番でのペース感覚を身体に覚えさせ、体調変化、脚の具合などを確かめる目的があります。そのペース走以外は軽いジョギングでつなぐ程度でいいでしょう。
あまり練習できてないからと距離を走りこむことはやめて最大ハーフの距離にしておきます。もしくは初フルの方で走行距離がまだ短い方は、10kmでも15kmでもいいのでペースキープの感覚を体験しておきましょう。
フルマラソン2週間前にやってはいけない!?こと
無理なロング走をしない
練習が思い通りに進捗していない、雨ばかりで走れない…など不安をあおる要素はたくさんありますね。しかし、焦るあまりこの時期に30km走などやってしまうと本番まで上手に疲労が抜けない可能性があります。
30kmとか40kmとか走ると、慣れないうちは自覚できないような”隠れ疲労”が残ることがあります。特に、ビギナーランナーは要注意です。なるようになる!と開き直ることが一番大事です。
誤解を恐れずに言うと、この時期から頑張ったところで百害あって一理なしと思いましょう! ま、百害もありませんけど・・・^^;
あなたのフルマラソンの結果は、4週間前までの練習によってある程度決まっていると思ったほうが賢明でしょう。4週間前からはこれまでやってきた練習の成果を確認しながら練習量やその強度を徐々に落としていくことが主目的なのですから。
初物を使わない
ウェアやポーチ、シューズなどもこの時期から新調するのはあまりおすすめ出来ない行為です。予定通りであれば4週間前に当日のスタイルで40km(30km)走を行うほうがいいでしょう。
2週間前でもウェアは大丈夫です。シューズについては、足にバッチリ合っているもの、いままで履いていたものを新調した場合はあまり問題ないと思います。むしろクッションのへたりもないいい状態なので、その場合はいわゆる慣らしも最低限でいいでしょう。
しかし、初めて履くシューズなどはせめてこの時期のハーフ走などで走ってみて靴擦れしないか、フィーリングはどうか?確認する必要があると思います。当日に不具合が出たら最悪の悲劇ですし、この時期には42.195kmを試し履きも出来ませんからね。
よく最低100kmくらいは慣らしで履かないと・・・と言われますが根拠は???です。あまり走れない場合は普段から履いておくとか散歩で履くとか工夫が必要ですね。
レースで白シューズを前の日に1日履いておくのもいいとか悪いとか?私はいい結果が出た経験があります。
いまはランシュー履きませんが、、(笑)
まとめ
どんどん本番のレースが迫ってくると期待と不安が入り混じるでしょう。特に初めての方は、いろいろアドバイスされても経験がないためピンとこないことも多いかもしれません。これは仕方のないこと・・・。
でも、先輩ランナーは自分たちの失敗談などを話してくれているわけですから、分からないなら素直に聞いておくほうが得策かもしれませんね。一番やってはいけないのは無理することです。
いまさら焦っても何も変わらないと思って、体調管理をしっかりやるということに比重を置いて過ごしましょう。特にこの時期はインフルエンザなど感染症が流行したり体調を崩しやすい時期です。
皆さんがこれまでやってきたことを最大限発揮するためには、万全の体調あってこそですよ!
*個人的にはフルマラソンでもウルトラマラソンでもこれでコンディション管理しています↓
フルマラソン当日を迎えたら↓
◎電解質補充に!
◎筋疲労の軽減、パフォーマンスキープに!
*あくまで個人的に実践してきた経験に基づくものなので、上述の方法に必ずしもいい悪いはないことをお断りしておきます。
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