Big Dog’s Backyard Ultraというウルトラマラソン大会がある。一斉にスタートして、6.7kmの周回コースを1時間以内に1周するというルール。
例えば、45分で走った場合残りの15分は休み、55分で走ったら5分しか休みはない。そしてスタートから1時間後に2周目スタート。それを繰り返し1時間で1周できなくなったら失格というものだ。
レースの雰囲気は上記動画でご確認を。
このレースで2019年に優勝したランナーが史上初の女性であったことで注目を浴びた。なんと彼女は60周 約400kmを走ったことになる。時間にして2日半の60時間!
これはこれでものすごいことなのだが、こんな珍しいレース設計で開催しているということは休憩を入れることで脚を疲れさせるんだろうな?と思い、どんなものか興味が湧いてきた。
車の燃費に例えると、一定のスピードで走り続けることがもっとも燃費効率がいい。逆にストップ&ゴーを繰り返すと燃費が悪くなりエンジンパワーも必要となる。後者の論理だろう。
やってみた。
1時間以内に、本城公園の外周1.3kmを5周(6.5km)走るを1セットとして、目標は5セット 32.5kmだ。
LSDペースである7分〜7分30秒/kmで1セット約45分間走り、15分間モグモグタイム休憩をするものとした。
1セット目・・・当然ながら余裕。休憩時間に筋トレ(笑)
2セット目・・・まだ余裕。しかしながらセットを重ねるとキツイぞと実感しはじめた。
3セット目・・・徐々に脚の疲れ出現。4セット目は辛そうだと感じる。
4セット目・・・5周走るのがしんどく感じる。休憩時にハムスト・脹脛がピキピキ攣りそう。
5セット目・・・DNS失格(笑)脚が攣りそうでスタートする気にならず、、、
とりあえず各セット45分〜47分くらいで走れたものの、5セットクリアしたメンバーがいる中でなんとも情けない結果となった。
強制的に休憩を入れることで、脚の疲労を蓄積させ走り始めると少し軽快。これの繰り返しであり、セットを重ねれば重ねるほど、疲労度も正比例して増していくようだ。
今回、6.5km×4セットの26kmをBig Dog’s Backyard Ultra形式でやってみて、これはものすごいスタミナ練習になると実感した。同時に、26kmでフルマラソン完走したくらいの脚の疲労も感じることができた。
そもそも全盛期に比べると走れなく、自分自身のパフォーマンスも相当落ちているはずだが、短い距離で十分に脚へのダメージをつくれることについては間違いなさそうだ。
世界では、こんなレースが開催されていてしかも60時間も走る人もいて、いやはや驚きでしかないが今後もスタミナ練習として安全な範囲で取り入れていこう。
ちなみに、今回もシューズはこれ。(私のは4ではなく3だが)もう少し暖かくなったらサンダル・ワラーチに戻るつもりだがこれは本当にお気に入り。近く新型の5が出るようなのでチェックしないと。
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