新しい事業、新しい価値の創出に日々勉強の毎日だが、ここにきて伝説のあのスピーチの意味がグッと身に染みてきた気がする。
今や、iphone2台、ipad、Macbook、Applewatchに囲まれた生活をしている私だが、以前よりスティーブジョブスを崇拝している。
初めて買ったパソコンがマッキントッシュLC575でありLC630なども使っていた。
その後、社内環境や世の中の風潮に流されるままWindowsパソコンを使ってきたが、結局Apple信者に戻って今に至る。
世界的なシェアはWindowsの方が大きいだろうが、スピーチの中でジョブスも言ってる通り所詮はMacのコピー品だと思うし(笑)結局のところオリジナルが強いのだと感じている。
英数字しかないコマンドを打ち込む無機質なものではなく、アイコンで直感的な操作を可能にしたり、iphoneやipodでは自分に必要なアプリや曲を後からインストールする仕組みを作り上げた。
スマホやパソコンでアイコンをクリックすれば、目的とするサイトが開く。
レコードやCDを買っていたのが曲単位で買えるようになったこと。
今でこそ、当たり前のことだがスティーブジョブスや彼のブレーンたちがいなければ、こんなことも出来ていないだろうし、
Think Different
は今もなお、素晴らしい恩恵を私たちに与え続けているのだ。
ちなみに、アニメ映画の世界を変えたトイストーリーを作ったPIXARもジョブスが手掛けた会社である。
昨年、初めて購入したApplewatchにおいては、何年も時計をしないスタイルだった私に、毎日装着させるのだから本当にすごいモノである。
ジョブスの様な先駆性は持ち合わせていないが、せめて発想だけは斬新でいたいと常々感じている。
つまり、既成概念にとらわれたり、周りの声に惑わされないこと、そして何より自分を信じることに迷わないこと。
自分の心が求めるもの、心が示す方向に従うことは勇気が必要なことだ。
6年前に始めた市民ランナー向けのジョギング教室も、北九州では誰も行っておらず、東京・大阪など大都市圏でしか成立しないビジネスだからやめたほうがいいと忠告された。
開講したら参加するよ!と口を揃えて言ってた仲間たちも誰も来ないという苦々しい現実も叩きつけられた。
打ちひしがれそうな時も、ジョブスの言葉に助けてもらって1歩踏み出したことを思い出す。
その教室も今や100名を越す生徒さんたちに支えられながら、なんとか運営できている。
振り返るとフリーランスになってからの人生はジョブスの言葉に何度勇気づけられたことか。
感謝してやまない。
たくさん心に響くことが詰まっている素晴らしいスピーチだが、新しいことを始めるときにはいつも観て力を与えてもらっている。
締め括りの言葉にある
stay hungry,
stay foolish
いろんな解釈があると思うが、今の自分には
自分の信じたことを思い切りやれ!
と聴こえてくる。
小さくともこの世の中に生きた足跡を残すために邁進していこうと今回も勇気をいただいた。
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