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サンダルやワラーチランを経験して解ってきた着地の重要性とは?


ランニングシューズを脱いで早2年半ほどになる。タタミサンダルで始まったビーサンランもマンサンダルへと辿り着いたものの悩ましい現状は前記事の通りだ。

ランニングシューズとの決別

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元々、ナイキがランニングシューズを開発してからランナー特有の故障が出てきたことは周知の事実であるが、そのナイキが現在マラソンランナーの足元を独占しつつある。

見渡す限りピンク一色の光景はちょっと異質にさえ感じるが、ナイキの開発したテクノロジーによって、記録がどんどん更新されていくのもまた事実である。

私の個人的な科学的根拠のない見解によると(笑)、パラリンピックなどでプレートを脚に装着して走っているランナーの姿とリンクしてしまう。

例のシューズは、プレートが入っているのでシューズの屈曲性がほとんどないと聞く。つまりプレートによるバネの力が、人間の持つ脚力パワーを補填しすぎて記録更新ラッシュに繋がっているのかなと思えている。

ちなみに、サンダルで走っている私にはランニングシューズのことはどうでもいいことで基本的に興味はない(笑)

自分の脚を鍛えるためにサンダルランに移行したのだが、着地について少しは解ってきた気がするので私見を書いてみる。

サンダルランでより正確なフラット着地へ

ランニングシューズのような衝撃吸収能力や反発のテクノロジーはサンダルにはほぼ皆無だ。そのため、自分の脚が自然(必然?)とバネやクッションの機能を果たすようになり、脚が強くなるという論理だ。

元々、ランニングシューズを履いている時も省エネを目的にフラット着地を意識して走っていたが、サンダルになるとよりその正確性が問われる。

クッションや衝撃吸収がないので、自然とかかと着地が出来なくなる。なぜかと言えば、かかと着地がいちばん足へのダメージが大きいからに他ならない。

ついでに言えば、元々人間の走り方にはかかと着地というものは存在せず、これもランニングシューズ登場により生まれた着地方法だと言われている。

サンダルで走ることで、より原始的な走り方、着地へと移行していく。そのことは同時に、ランニングシューズによって過度に保護され本来の能力を失った足の機能を再履修することでもある。

サンダルランを追求する先にあるもの

実際のところ、ランニングシューズでもサンダルでも走れるわけだが、時折ランニングシューズを履いて走ると足が痛むようになった。

また、足が少し大きくなったのか?以前履いていたシューズがきつくなったりしてサンダルランによる足の変化・進化を確認している。

ベチュランで距離を延ばすたびに、痛風発作様の痛みが一過性に出現しているが(100km、130kmで1回ずつ)これは酷使しすぎのためと推察できるので脚を強くするためのいちプロセスだと認識している。

私はアスリートではないので、あくまでも脚を強くしたい、故障や足指トラブルを回避したいとの思いで2年半ほど続けているが、故障も足指のマメなどのトラブルも皆無である。

フォアフットで走れる脚力は持ち合わせていないが、フラット着地をしっかりマスターしていくことが可能なサンダルランは、私のマラソンにとっては確かな効果と手応えを感じさせてくれる。

これからも、続けていこう。

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