ベチュラエナジーと同じ形をしたVIVA!ISLAND FLIP FLOP(以下FLIP FLOP)を購入したので簡単な比較とレビューをする。
ベチュラエナジーで走る!
ベチュラエナジーが2018年で生産中止になってしまったので、ある程度は買い溜めている。100㎞ウルトラも走れたサンダルであり、今年は130㎞、140kmとベチュラン距離を延ばしていくのが目標だ。
ウルトラで1回履くと、へたり具合も結構なものなのでストックがいつまで持つものか?わからないのが現状だ。
そんな中、形がベチュラエナジーと同じサンダルがあると聞き、ググってみたところデッキシューズ専門店である「THE DECK」という会社が製造しているFLIP FLOPビーチサンダルに出会った。
FLIP FLOPビーチサンダル
確かに造形はベチュラエナジーそのもの。これまでベチュラエナジーの販売も行っていた会社が作っているようだ!?
ちょっと確認してみよう。
ベチュラエナジー vs FLIP FLOP
どちらもEVAを使用して一体成型されているようだが何か違いがあるだろうか?
ほぼ同じに見える
ベチュラエナジーに比べると小指側が少し広いのかな?と思い、ソール同士を合わせてみたところぴったりだったので同じということだろう。
アーチの造形もほぼ同じに見える
サイドビューも然り
ソールのパターンも同じようだ
Toe gripもある
重量はどうだろうか?
ベチュラエナジーが72g
FLIP FLOPは73g
測定誤差範囲で同じ重量といっていいだろう。
ここまでは、ほぼ同じものという印象だ。
違いを発見!履いたフィーリングについて
ビーチサンダルとしてその造形を肉眼で見る限り、両者はほぼ同じものだ。ここからは実際に足を入れてみる。
あ…
履いた瞬間に違いを感じた。
私もベチュラエナジーで100㎞ウルトラを走った経験があるので、ヘビーベチュラ ーだと自負しているが明確なレベルで
FLIP FLOPのほうが柔らかい!
と感じた。
ベチュラがどちらかというとカチッと硬めなのに対して、いきなり脚になじむような柔らかさがある。
手動ではあるがちょっと確認してみた。
ほぼ同じ力で屈曲を試してみると明らかに柔らかいのがわかる。(赤線が凡その角度)
こちらはより顕著だ
履いた感覚では、この柔らかさは気持ちいいし嫌いじゃないが、ウルトラを走るとなるとこの柔らかさが逆に不安に感じる。
ベチュラの硬さを持ってしても、レース後には結構ヒールカップやソールのへたりが凄いので柔らかいと一層耐久性に支障があるのではないかという印象だ。
これは、感覚の問題であって実際どうなのかは検証してみないと解らないが…。もしかしたら柔らかいほうがいいのかもしれないし!?
現時点では、普段履きのビーチサンダルとしてはFLIP FLOPは秀逸だと感じる。
1stレビューまとめ
同じ造形、同じ重量でありながら硬さが違うというのはどういうことだろう?
製造はベチュラがヨーロッパ(確かスペイン?)製だったのに対して、VIVA FLIP FLOPは中国製だ。この辺りに何か違いがあるのだろうか?
私のようにベチュランを楽しむランナーにとっては、新しい製品供給がないというのは寂しい限りだ。
代替品としてFLIP FLOPに期待はしているので、今後走ってみて検証をしていこうと思う。
*2019/7/5追記
その後、ジョギングなどで使うことはなく普段履きとして使用していたが、本記事で書いた通り柔らかさ=材質の腰のなさなのか?特にヒールカップの部分のへたりが凄く、砂利道など歩くと痛くなった。
ベチュラエナジーはウルトラマラソンで100㎞とか130㎞とか走ったりして、もっとヘビーな使い方をしてきた。相応のへたりはあれど、材質に腰があるところが明確に違う。
極端な表現だが、しっかり身が詰まっているベチュラエナジーに対して、VIVA FRIP FLOPは中身がややスカスカな感じが否めない。
その耐久性からも、形は同じでも似て非なるものだとはっきり認識が出来たので、個人的な勝手な見解だが追記しておく。
サンダルランするならやっぱりベチュラエナジーがいい!(もう市場在庫ないかも)
個人的にはベチュラエナジーの後継モデル?と思えるHonoluluもおすすめ!
レビューはこちら
ビルケンシュトック ホノルル ジョギングレビュー
おしゃれな普段履きならVIVA FRIPFROPもありかな。
2022/7/3追記
最近、スポーツ展で見かけたコレもベチュラエナジーのコピー品のようで気になる。
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