初心者大歓迎!ラクに走りたいあなたもここをクリック♬

運動こそ最高のワクチンだ!身体を動かすべき3つの理由とは?


今年の健康診断では、何かしら検査項目に引っ掛かる人が増えてくるだろうと思う。テレワーク普及や運動不足による健康の二次被害が形になって出てくるのではないか?

運動不足がもたらす恐怖とは?

私自身が経営する法人で、スポーツ庁が展開するSport in Lifeコンソーシアム参画事業に参加している。

そこからいろんな情報が入ってくるが、コロナウイルスがもたらした経済へのダメージばかりが報道されているが、生活スタイルの変化による運動不足からもたらされる健康の二次被害も懸念されている。

具体的には、テレワークの普及や人との接触を避け外出自粛したことによる身体活動の低下に伴う

・筋肉量の低下

・基礎疾患の悪化

・認知機能の低下

などがあげられている。

特に、自粛を強く求められる高齢者では、転倒による骨折や寝たきりのリスクがより顕著に現れる可能性が高い。

日本医師会によると、健康な高齢者が2週間家の中であまり動き回らないようにすると、脚の筋肉量が3.7%減少したという報告もあるようだ。これは、約3.7年分の老化に相当する。

現実には2週間どころではないことを考えると、ウイルスばかりを警戒して巣ごもりしていたら、後ろからもっと怖い病魔が迫ってくるということだ。

やはり、安全に配慮しながら適度な運動を行うことも大切なのだ。今回は”筋肉”をキーワードに運動すべき理由を3つ提唱してみたい。

①運動することで筋肉量を増やす!

寒いときに、身体がブルブルッと震えた経験は誰しもあるだろう。あれは、体温を上げようとして筋肉が小刻みに痙攣している状態である。逆に暑いときには、汗を出して体温を下げようとする。

人間の身体にはホメオスタシス(生体恒常性=生体を一定の状態に保とうとする)があり、外部環境の変化に対応している。

この恒常性が失われると、いろんな不具合が身体に生じることは想像に難くないだろう。

他にも、筋肉量が減少すると筋肉に蓄えられるグリコーゲンや水分なども相対的に減ることになりエネルギー低下につながるためいいことはない。

運動して筋肉量をアップもしくはキープすることは運動能力の向上のみならず、健康に生きていくための基本機能を維持する上でも重要なのだ。

②基礎体温が1℃下がると免疫力が30%低下する

身体に備わっている自己防衛システムが免疫だ。15歳までに完成し、20歳以降は徐々に低下していくとされている。

今のご時世で気になる感染症やアレルギーなどに強い身体の基準体温はどのくらいだろうか?

正常な免疫機能が働くのは36.5℃程度とされており、1℃下がると30%程度低下すると言われている。1℃上がると最大5〜6倍にアップするらしい。

インフルエンザやコロナなどの感染症で一般的に高熱が出るのが、自己免疫能を高めてウイルスや病原菌を排除しようとしている正常な免疫システムである証拠だ。

運動不足に陥り、筋肉量が減少してくると熱産生能力や基礎代謝量も下がり、引いては基礎体温の低下につながるのだと考えられる。

食生活など生活習慣を含め、運動することが大切であることがここからも解る。

③運動するとマイオカインがたくさん出る


出典:Muscle–Organ Crosstalk: The Emerging Roles of Myokines

最新の研究では、運動をすると筋肉からIL-6(インターロイキン6)などのマイオカインが大量に放出されて、身体にとって有益な働きをすることが報告されている。

特に目立つIL-6は、炎症促進と抗炎症性の双方に働くとされているが、筋肉から放出されるIL-6は抗炎症性に働くことで、身体の様々な部位で好転反応を引き起こすと報告されており、EIM(Exercise Is Medicine=運動は薬)という概念の裏付けとなるデータと言えるだろう。

つまり、運動することで身体の中を正常な状態に保とうとする薬を自分自身で造り出せる!というとわかりやすいだろうか?

ワクチンでは簡単に収束しない?

若い頃、製薬メーカーのMRとして働いていた。コロナウイルスのワクチン承認、接種に向けた流れを見ていると違和感が拭えない。特に日本においてこれほど早急に進めている姿は異例に思う。

また、インフルエンザワクチンがそうであるようにワクチン=安泰ではない。接種していても感染するし、摂取してた方が重症化しにくいという科学的根拠を示すデータもないらしい。(比較試験のしようがないからわからないはず)

特に、ウイルスは日々変異していくものであり、ワクチンを打てば安心という風潮をマスコミが作り上げている姿にも違和感と疑念しかない。

私は、個人的にインフルエンザワクチンも打たないし、コロナのワクチンも打つつもりはない。日本人対象に信頼できるデータが出れば考えるが、今の突貫工事のような精査のない状況ではリスクの方が大きいと個人的に感じている。

運動こそ最良のワクチンだ!

とはいえ、日常的に身体を鍛えているアスリートも感染するので運動さえすればいいとも思っていない。

まずは、自己免疫を強化するための運動やトレーニングを行い、必要なエチケットを継続することが大事だと思う。

しかし、度の過ぎた消毒地獄や巣ごもりは免疫力を低下させるので安全に運動する方法をしっかり見極める必要があるだろう。

現状では、屋外は基本安全であり筋肉量を増やす強度を意識した運動となると、やはりジョギングなどが最適な選択であると感じている。

今更だが、2021年は毎日筋トレ(薪割りスクワット、プランク、サイドプランク)と週5日走るという目標を掲げて公言することで1ヶ月やりきった。

1年間継続できる気がしてきたので、しっかりと自己管理して努力していきたい。それが、ランナーとしてのレベルアップとウイルスに負けない身体作りになるはずだ。

コメント