膝が痛いランナーやウォーカーはここをクリック♪

屋外を上手に楽しむ|コロナ時代の安全なジョギング術とは?


ここ数週間のうちに、マスクやBuff(バフ)を使用して走っているランナーが一気に増えたような気がしている。新型コロナウイルスと上手に共存ランするためのポイントを考えてみる。

 

2m先のコロナは既に死んでいる!?

 

もともと、欧米でのソーシャルディスタンスは6フィート(約1.8m)として提唱されていたが、日本でも2m離れるという認識は広く認知されているところだ。

その根拠は新型コロナウイルスの特性に由来する。ごく簡単に要約すると、新型コロナウイルスは他のウイルス同様乾燥にめっぽう弱い。

“屋外”では、目の前で飛沫が飛んでも自分に届くまでの間に乾燥により死んでしまうのだという。

まさに、飛沫として大気中に出た直後には死滅してしまうらしいので、その安全距離として2mも離れていれば感染しないのことだ。

参考➡︎飛沫感染は2m離れると感染しない(日本医事新報の記事より)

さらに、双方がきちんとマスクをしていれば感染リスクは皆無に近づくのではないか?とさえ思える。

もちろん、これは2mの距離をしっかり取っていることが大前提であり、湿気のある換気の悪い屋内では話が違うことも理解しておく必要がある。

 

参考記事➡︎記事はこちら(とあるDr.のブログ。面白く書いてるので読みやすい)

 

屋外でのジョギングなどが推奨される理由

 

上述したように、屋外であればしっかり距離を取ることで飛沫感染のリスクはほぼ抑えられる。

さらに、マスクをすることでより強固な感染予防・感染拡大防止対策になるはずだ。

ランニングやジョギングではスピードにもよるが、横斜め方向では2m、前後では10mくらい離れるのが安全だとされている。またウォーキングだと前後4〜5mとされている。

これらの研究データについては、あくまでも流体学的シュミレーションであり、実際に、風や湿度などが存在する屋外で走って検証したデータではない。

そのため、EBM(科学的根拠)に乏しいとされているものの参考にはなる。

未だ、ランニングやジョギングなどの屋外スポーツ時に感染したという報道を聞かず、運動のための外出が推奨され続けているのは、ランナーの意識により距離感やマスク・バフランなどが浸透してきているからではないかと思う。

そして、もちろんステイホームも度が過ぎると、運動不足やストレスから様々な悪影響が心身ともに出現することがわかっているからこそであり、健康の二次被害を避けるためである。

次に、より安全に屋外で走るための5つのポイントを整理してみる。

 

コロナ時代ジョグで気をつけること① 距離をとる

 

これまで、複数人でのランニングでは時々腕が当たるほど近くで走っていたランナーが多いと思う。

この距離感をまずはしっかり意識することが大事だ。

厳密に2mといかなくても、なるべく離れて走る。手を広げてお互いの手が触れないくらい離れても、喋れないわけではないはずだ。

そして、前を走っているランナーがいる時は、真後ろを避けたり10mを目処に離れることも意識するといいだろう。

 

コロナ時代ジョグで気をつけること② 咳エチケット

 

自分が感染していても無症状のケースもある。私自身は、マスクやバフなどを使用して走ることでエチケットを守っている。

今のところバフの方が快適だと感じているが、実際に他にも試してみたいアイテムがあるので発注しているところだ。

特にマスクをして走ると、口元が蒸れたり、呼吸が苦しくなりがちだし、貴重なマスクを無駄に使わないといけない状況はもったいないところもある。(使い捨てマスクの場合)

また、これからどんどん暑くなる日本においては、マスクをしていると熱中症や脱水リスクが高まるので、快適なアイテムが登場しないか?期待している。

いずれにしても、今や走るときのエチケットであり、周りへの思いやりをもって走りたいものだ。

 

*私は、ナルーマスクやBuff(バフ)で走っている。

 

コロナ時代ジョグで気をつけること③ 無理をしない

これまで走るときにマスクやバフなど経験がなかったランナーがほとんどだろう。慣れもあるかもしれないが、あくまでも咳エチケットは他人に対する配慮である。

したがって、周りに誰もいないロードや公園などを走っている時まで装着する必要はないだろう。

ランナーが多い時、誰かとすれ違う時などにすぐにつけられるように、あごや首に待機させてていいと個人的には思う。

ちょっと前に、新型コロナウイルスが大気中で3時間くらい感染力をもって浮遊しているという説があったが、あれもあくまでも実験装置の中でのデータであり、リアルな屋外でのデータではないらしい。

新型コロナウイルスは紫外線や高温多湿に弱いとするアメリカの研究データの発表もあった。

つまり、空気感染リスクもほぼないと考えれば問題なさそうだ。

実際に、ジョギング教室を継続して開催しているが感染は皆無である。

個人的な見解だが、大気中にウイルスが数時間も滞在できているのであれば、世界中でもっと激しく感染が広がっているはずだと思う。

 

コロナ時代ジョグで気をつけること④ 人混みを避ける

今は、休日平日を問わず、公園などを中心に人が溢れている。テレワークなどの普及により、運動しなきゃ!というウォーカーやランナーも以前より増えている。

それは、山登りでも然り、ロードでも然りで、かつ親子連れが多いのが過去にない特徴だろう。

ライフスタイルによって、可能・不可能があるかもしれないが、なるべく人が少ない時間帯を選んで走るのも大事なことだと思われる。

夜の公園などは比較的人も少ないし、日中よりも夕方よりも早朝の方が少ないかもしれない。自分の活動エリアをよく観察してみるといいだろう。

 

コロナ時代ジョグで気をつけること⑤ 仲間と走る

 

これは塩梅が微妙だが、大勢でなければ3〜4人であればいいという報告も目にする。以前のように、数十名でマラニックなどは今は難しいかもしれないが、数名で距離を取って走るのもいいと思う。

1人で走るのが安全なことは、もちろん間違いないが

 

楽しくない(笑)

 

適度に会話や交流を楽しみながら走ることこそ、その楽しさを2倍にも3倍にもしてくれるのである。

モチベーションキープの意味も含め、上手に連れランしていくことも考慮すべきだと感じている。

 

まとめ

専門家の皆さんも、口を揃えて屋外に出て運動しよう!と推奨している。なぜなら、運動には不要不急に当たらない必要性と価値があるからだ。

決して油断してはいけないが、ステイホームももちろん遵守しながら、自粛しすぎないことが心身の健康に取って何より大切であり、そのためには上述してきた通り”安全な屋外の世界”を上手に堪能すべきだろう。

運動が心身にどれほどいい恩恵をもたらすかは言うまでもないだろうし、本記事同様あくまでも個人的な見解ながらこれまで当ブログでも書いてきている。

自粛規制により、運動量が減っている人が大半だとすれば、今こそしっかりした安全対策をした上でジョギングやランニング、ウォーキングなどをすること、+マメな手洗い、うがい(私は鼻うがいもしている)を忘れずに行うことが免疫力アップ、ウイルス対策になるのだと信じている。

 

そして、その先にはSDGsを意識した生活環境や生き方を意識しないといけないのではないかと感じてやまない。

 

コメント