2025年でジョギング教室を開講して11年目に入る。これまで、資格取得によりスキルを習得した各種指導資格のみならず、これまでの経験から導き出した独自理論も含め、様々なレクチャーをおこなってきた。ここにきて、その集大成になり得るメソッドがまとまってきた気がしている。
ラクに走るための理論は同じ

重心を高くキープするとか、身体の真下で着地するとか、体幹をぶらさない、軽く前傾するなど、マラソン完走を目指す市民ランナーにおいて概ねどの指導者も同じことを言ってると思う。
ただ、その意識の持ち方や指導メソッドが異なるだけの話だと思う。自分の場合は、それに加えてワラーチやサンダルで走ったりしている関係でベアフットランニングを指導の念頭に置いている点で少しレアな部類かもしれない。
着地と体幹安定が指導メソッドの根底であり中心であるという自論について、自他共に好転反応やパフォーマンス向上、故障率低下の結果が出ており間違っていないと確信している。統計を取っていないので明確なエビデンスがあるわけではないが、あくまでも日常における結果として十分な効果を得ている。
ベアフットランニングの効果

自分がマラソンを走ることも若い頃には想定しておらずびっくりな出来事だが、ビーサンやワラーチ、裸足で走るようになるとは更なる驚き。しかしながら、人間本来の身体の使い方を再履修することで故障知らずになり、ウルトラマラソンもトラブルなくサンダルで走れるようになった。
むしろ問題は根性のないメンタルという。。。
教室の指導でもベアフットランニングの啓蒙を行っているが、今までのところプラスの効果しかない。皆さん、ランニングのパフォーマンス向上につながっており、病院や整骨院から離れられた人も多いし、膝や足トラブルにおいて根治両方の重要性を思い知る日々だ。
次の3つをやってみてほしい
・足踏み
・後ろに歩いてみる
・少し高いところ(20~30cm程度でOK)から飛び降りる
必ず同じポジション(指の付け根あたり)から着地するはずだ。
でも?
歩く時走るときにそこから着地できてますか?
本記事では詳しくは割愛するがここが本質。人間本来の動き(着地)に反した挙動が正しいはずがない。それが、慢性的な身体の不調や膝の痛みの原因になってるとしたら?
周りを見ると、膝や腰の痛みなどに対して対症療法ばかりやっていて、根治療法をやらない人が多いことに今は不思議に感じるようになった。医療費が膨れ上がるはずだし、元を絶たない限り治ることもないのになぁ…と思っている。
ぴょん吉について
これまでも、体幹安定のために様々なアプローチをしてきた。サンドイッチ、頭の固定、十字架(笑)、背伸びランなどなど…
そのどれもが重心位置を高くキープし、体幹の不要なブレを無くすためのもの。人によって意識しやすいものを取り入れられるようバリエーションを確保していた感じだ。
ある日ふと「ピョン吉が胸にいて少し引っ張るイメージで!」と胸から走ることをわかりやすく伝えた時に「これだ!」と重った。大体、おじさんおばさん世代には通用する「ぴょん吉」
マラソンは上半身で走る!を常々啓蒙している私にしては、なぜ今まで気付かなかったのか?ピョン吉をイメージして走ると、重心は高くキープしやすくなり、背筋も伸びる。さらには後述する前傾も自然にできてくる。
これ最高!と日々、「ぴょん吉」「ぴょん吉」言いながらレッスンしている今日この頃だ。
1°の大事さ

完璧に水平な床にボールを置いても動かないが、1°でも傾斜がつくと理論上ボールは転がり始めるはずだ。それを垂直方向に当てはめると、その場で駆け足をしている状態は前後バランスが50:50になっているからと言える。
でも、1°だけ前に重心をかけたら身体は前に進み始める。逆に後ろに1°重心をかけたら後ろに下がり始める。この理論から、前後51:49のバランスを意識して前傾する練習をしている。
本来は、3~5°くらいの前傾が理想とも言われるが、1°の変化に敏感に気付いてほしいのと、そのバランスをキープできれば走るのは一気にラクになると考えている。
一気に10°くらい前傾する人も多いが(笑)
合わせ技で最強のエコフォーム完成!
これまで、簡単に解説してきたがそのほとんどはこれまであまり意識してないことばかり。特に、ベアフットなんてシューズを履く文化に慣らされた現代人には「何ですと!?」と青天の霹靂かもしれない。
それだけに、無意識の習慣を変えるには相応の意識と反復が必要不可欠である。ここをしっかり定着させるための指導スキルや各種ドリルの実践が肝要なことは言うまでもない。
何だ集大成のような気がしているこの3つのポイントを融合し、習慣化できた時に身体や走りのパフォーマンスがどう変わるのか?引き続き検証を重ねてみたい。

コメント
こんにちは、この記事では無くてどこかで見た監督さんの記事でVDOTに関する記述が
会ったんで探すも見つからず、こちらに失礼します、
VDOT表に照らし合わせると私は5km25;15,10km54:12,ハーフは1:58:50(直近2ケ月)で大体37ぐらいのレベルみたいなんですがそれだとフルは4時間4分50秒ですが、私のフルの持ちタイムは1年前の5時間26分、VDOT表にすら乗ってないほどかけ離れて遅いです これはどう判断、改善していけば良いんでしょうか?図々しくて申し訳ございませんがご見解をお聞かせ願えれば幸いです。
オオフチ タカヒロ 様
コメントありがとうございます!
VDOTはあくまでも走力を予測する指標だと理解しています。
オオフチさんの場合は、ハーフまでは相関していてフルになるとかけ離れるということですね。
最初にお断りしておくと正確な回答にはならないかもしれませんし、私の個人的な主観です。フルの距離になると本来のポテンシャルを発揮できない=フルを走り切るためのスタミナや筋力が追いついていないのではないかと思います。逆に言えば、そこをクリアしていけば4時間4分前後のタイムまで短縮できる潜在的なポテンシャルを持っているとも言えるかと。もし、そうであればLSDやスロージョグなどでスタミナ強化するといいのかなと考えます。ポジティブに捉えると伸びしろ無限大な気がします!
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おはようございます!
LSDやスロージョグなどでスタミナ強化!私の見解もそうだったんですが自信が無くて
おかげで改善への確信が持てました、有難うございますm(_ _)m
12月1月は極力ロングJOGを取り入れ、2月の北九州に備えます
takaさん
ようやくコメントのバグも修正できたようです
練習もクロストレーニング的な要素は必要ですね。ジョギング✖️山登りも然り!
走るのもいつも同じペースで同じように走ると使える筋肉が限られるので、スロージョグやLSDで稼働筋肉量を増やすのがいいかと思ってます。
北九州は沿道から応援です(仮装してるかもw)
北九州は初マラソン36kmでDNFした苦い思い出が
次回はリベンジするとともに何とか4時間台、サブ5目指します!!
今なら大丈夫でしょう❗️リベンジ応援してます