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楽しい海鮮巻きもピキピキでDNF!北九州マラソン2025


2025年マラソン運が良くないのか?1月のいぶすき菜の花マラソンに続き、北九州マラソンも6回目ににして初のDNF…

今年は走ろう!北九州マラソン


999メンバーの方々と

地元の大会であり、教室の生徒さんがたくさん走ることから例年移動応援団を結成して応援に徹していたが、今年は久しぶりに走ってみようかなと思い立ち、2次募集へ応募。2次があるくらいなので抽選もなくスムーズにエントリー。

ここ数年、北九州マラソンは人気なく抽選倍率も1倍あるかないかでエントリーすれば走れる敷居の低い大会になっているようだ。いい大会だと思うんだけど、福岡マラソンなどに比べても人気がないのは何だろうな?

第1回大会はガチで走りサブ4の自己ベストを出したが、それ以降は全て仮装ランを楽しんでいる。自分ももちろんだが、仮装ランナーがいるおかげで寒い中沿道に出てきてくれた方々の笑顔を引き出したり、楽しい時間を過ごしていただいている自負がある。

今回もミッションは

楽しみ楽しんでもらうこと。

私は、ウルトラマラソンを走るランナーでもあるが、基本ファンランナーである。

 

今回は海鮮巻きのグループ仮装

一昨年参加した「年の瀬マラソン」でみた金太郎飴が自分的にすごくヒットしていて、何か同じような仮装できないかな?と考えチームで協議した結果、海鮮巻きになった。

ペラペラなので多少の補強を施した海鮮巻き。集合場所へ向かうと、いつになく早速RKBがやってきた。今のところ、仮装した時は毎回出演してるけど、毎回違う仮装してるからかなかなか憶えてもらえない(笑)

 

メディアに映るというのが目標だったりするので、朝イチでクリア。時間を持て余したので早めにブロック入り。トイレに行きたくなり、海鮮巻きを脱ぎ小脇に抱えて用を足すのもシュールだ。

 


黒装束なのでベチュラ

 

しかし、今回仮装ランナー少なかったな…

 

想定以上の大ウケ!

いよいよスタート!

4人(4切れ)の海鮮巻きで、1列に並ぶフォーメーションを組み、スタートゲートを越えてすぐ仮装ランナーの花道「沿道沿い」をキープ。

北九州マラソンの素晴らしいポイントは、沿道の方々やボランティアの皆さん、エイドを始め現場の運営スタッフの素晴らしさだ。今回も沿道からたくさんの声援をいただきながら気持ち良いスタートとなった。

巻き寿司、海鮮丼、お寿司,,,etc呼ばれ方は様々だったものの、当初想定していたよりもレスポンス良く、たくさんの笑顔を見ることができて幸せな時間を満喫。

 

 

全く時計は見てなかったが(この仮装だとなかなか見れないのもある)15kmまでキロ7分程度をしっかり刻みつつ走れていた。昔、ミスターキロ7と呼ばれていた時期があった(腹時計でキロ7分で走れるという特技?)

楽しいマラソンは、15km過ぎ沿道の人が減ってきたエリアに差し掛かるころ、両脚の異変とともに様相を変えてきた。

 

マジで脚攣る5秒前

 

マジで恋する5秒前と歌っていたのは広末涼子だが、15kmを越えたあたりから両脚に違和感発生。何だしの様子が変だなぁ〜に始まり、まさに見出しタイトルの状態にまで発展していくこととなる。

私は、2011年の大阪マラソンで33km過ぎにふくらはぎが攣った経験があるが、以降13年弱にわたり一度も脚攣り経験がない。2017年東京マラソンで攣りかけたが、ラン友のナイスサポートでことなきを得た。

 

 

走っているとピキピキとあの嫌な予兆が出現しては歩く、止まるを繰り返すようになっていく。ウルトラだと念の為持参する芍薬甘草湯もフルでは持ってない。

そんなこんなで海鮮巻きグループから遅れをとることしばしば。せっかく楽しいのに先ほどまで振りまいていた笑顔が消えつつあった。

 

25kmで悩み続ける

 

20km過ぎ地点で、海鮮メンバーから芍薬甘草湯をいただき飲んでみた。これで収まればまだまだいける。脚は全然元気なのだ!

効かない。。。

これ以上は迷惑かかると海鮮メンバーに先に行ってもらうよう伝える。少し走ると両方のふくらはぎとハムストリングスがピキピキ、、、

怖くて止まる、歩くを繰り返しながら大幅なペースダウン。25km関門は問題なく通過したものの、症状がおさまらなければこれ以上進むのは厳しいなと悩み始める。

やめるならここがベスト。JR門司駅も近いし、とぼとぼ歩いて帰ってもいい。よく考えたら、海鮮巻きでJR乗るのは恥ずかしいが(笑)どうしようか迷いながらなので前に進めない状態。

結局、行けるところまで!と思い走り出すものの症状がおさまらず、29km関門が間に合わないと確認できた26km付近で道向かいの救護所に駆け込み申告リタイアした。

 

北九州マラソンで初のリタイア


救護所にはOS1やスポドリの熱燗があった

 

6回目の参加となる北九州マラソンで初リタイア。1月は、3回目の参加で初リタイアしたいぶすき菜の花マラソン。

寒すぎてDNF!でもやはり最高ないぶすき菜の花マラソン!
悪天候に振り回された今回のいぶすき菜の花マラソン。でも楽しかった!

なんだか2025年マラソンのスタートはよろしくない。

救護所テントに向かい、リタイアします!と申告。ストーブの前に座らせられ、毛布でぐるぐる巻きにされ(海鮮巻き脱いだら毛布巻きされるw)、体温測られたり問診されたり。マラソン中に体調壊してもこんな体勢があるのであれば安心だなとDr.や看護師さんに感謝の意を抱いていたが、いやいや私大丈夫です!脚攣りそうなんでやめただけで身体元気です!とアピール(笑)

リタイアを申告したら、深刻な状態と思われたか?

あまり長居するのも申し訳なく、この格好じゃ恥ずかしいんで着替えていいですか?とスペースをお借りして全身タイツを脱ぐ。結構な汗を書いていたのでやはり脱水もあったのか?朝と昼で7℃くらい気温が違うというコンディション。脱水に気付かない方も多かったかも…

Tシャツ短パンになりバスに移動して、1時間ちょい過ごした後関門通過できなかった方をたくさん乗せたバスでゴールまで搬送していただいた。40km地点を海鮮巻きチーム3人が走っているのをみた時はゴール間に合うかな?と心配になったがギリギリゴールしてた。さすが!

 

最後の北九州マラソン!?

自分のマラソンは26km地点での申告リタイアとなったが、今回は北九州マラソンを久しぶりに走りいろいろ感じることが多かった。

まず、冒頭にも書いた通りで沿道の皆さん、エイドや安全管理など運営スタッフの皆さんなど走っている現場においては素晴らしいレベルだと改めて感じた。今年は特にゴミ袋を持って立っているスタッフもいたので、ここも含め北九州マラソンのいいところ健在だ。

一方、エイドの提供量や内容については酷すぎた。完走したメンバーに聞いても、クレームが多かった。ちょうど、私が15kmエイドを通過した時、朝インタビューされたRKBのレポーターが中継していて「大変なことが起こってます!」と叫んでいた。

早くもエイドの提供物が無くなっているというのだ。その時点ではキロ7分で走っていたので決して遅すぎることはない。その後も、結局バナナしか見てなく、後半「給食」と書いている看板を見つけて駆け寄ったが梅干しのことだった。その後ヒアリングしても4時間台くらいのランナーは比較的あったようだが、それ以降はほぼないか?バナナのみ。

未だ、高止まりして15,000円も徴収している大会でバナナと水・スポドリだけ?食品を余らせないのも大事だが、お金払っているランナーに行き渡らない絶対的に不足している提供量って何だろう?おまけに、無料だった自衛隊による豚汁は有料となり、Tシャツも別売り、メダルも低質化、タオルも小さくなる、コロナ禍のように過剰な衛生管理もしていない。

つまり、物価高はあるにしてもかなりコスパを下げた状態で参加費だけ高騰のままということだ。ただでさえ、定員も集まらない不人気大会なのにこの運営体制では今後ますます人気なくなるだろうと思う。

また、スタート前にも気になることがあった。あと数分でスタートというタイミングで、ゲストスピーチなどに続き、仮装ランナーについてあれこれ文句を言ってる競技委員?がいた。大前提として、スタート直前に仮装規定を話すことに何の意味があるのか不明過ぎる。

仮装ランナーがいるから、寒い中応援に来てくれる人をはじめ、触れ合う人たちが楽しい気持ちになる側面が確実にあるのに、そんなことすらわからないようだ。私たちは今回かなりの笑顔をいただき、相当数の方に楽しんでいただけた自負があり、北九州マラソンを盛り上げているが、あんたにそんな能力あるんか?と言いたい。

こんな人が運営の中枢にいることが、エイド問題をはじめ北九州マラソンの人気のなさにつながっていく気がした。現場のことがわからない人たちが運営を司っている反面、現場の人たちはすごく高いレベルで頑張っている。この歯車の噛み合わなさは残念で仕方ない。

ただでさえ人気のない大会がホスピタリティ精神を失うとどうなるのか?よく考えたほうがいいと思う。少なくとも私はもう走らないかな、県外のラン友にも勧められない大会に成り下がったと認識した。

2013年熊本城マラソンを走った時、北九州マラソン準備室?の人たちが視察に来て必死にリサーチしていた。同級生がいたのでよく覚えている。あの熱意が、2014年第1回大会の大成功に繋がり、翌日に次年度もやる!とスピード決定された感動も味わった1人だ。

【リポスト】素晴らしい初開催!北九州マラソン2014完走記
初開催の北九州マラソンは素晴らしかった!

 

そんな背景をもう一度振り返ってもらいたく運営本部には敢えて苦言を書いたが、マラソンの現場に携わってくださった皆様は本当に素晴らしい。心より感謝しております。ありがとうございました。

コメント

  1. こんにちは、大分のtakaです、北九州マラソンお疲れ様でした、
    今回私は出ませんでしたが来年は出ようかな?と思ってたところに
    エイド問題、運営の中枢の体質を知り残念な気持ちに成りました、
    走ることを辞めるつもりはサラサラ有りませんが都市型の大規模マラソン大会は正直参加費も高いし、余り食種が働かなくなってます。
    又どこかでお会いしましょう♪

    • takaさん

      コメントありがとうございます。あ〜残念な気持ちにさせてしまい申し訳ありません。RUNNETの評価などにも書かれていたのですが、私もイチ発信者として微力ながら伝えないと!と思いました。声に気づいてもらい、より良い運営に変わって欲しいからですが…DNFしたのでエイドについては皆さんのヒアリングからの代弁のつもりですが、仮装ランナーへの言葉には心底腹が立ってます(笑)来年は、いぶすきは確定で、高評価の熊本城or愛媛あたり走ってみたいです。北マラ応援すると擦れば愛媛かなぁ。また、お会いできる日を楽しみにしてます!