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仮装ランで海外デビュー!ホノルルマラソン2024完走記


実に24年ぶりの海外は一度は行きたかったハワイ。ホノルルマラソンを楽しむのはもちろんのこと、日本の仮装ランナーがどこまで通用するのか?道場破り的な意味合いも含めて参戦してきた。

 

憧れのホノルルマラソン


ホテルのラナイから見たワイキキビーチ

 

 

初のハワイ。これまでどこに行ったんだろ?と思い返してみると、グァム、香港、オーストラリア、スイス、イタリア、ドイツ、アメリカ…かな。

今現在行きたい国は、台湾、韓国、ニュージーランド、もう1回行きたいのは、ハワイとオーストラリア。

普通に、旅行を楽しめるようになったことは本当に嬉しい限りだが、お金と時間があれば!という絶対条件がある。今回も、2020年コロナで中止になったホノルルマラソンから少しずつ貯金していたのと、空き時間にライター業やバイトなどしてコツコツお金を貯めて何とかなる予定だったが、強烈な物価高に敵わず、高騰したツアー費用や現地での食事代などで負債を抱える結果となった。(もう少し内職しないと…)

それはともかく、行こう!と思った時しか行かないなと思い、参戦を決めた次第だ。マラソン以外のことを書くと、長くなるので本記事ではマラソン当日にフォーカスして振り返ってみる。

 


フライングホヌ ラー   ホヌってウミガメね


帰路はフライングホヌ カイ

あ、ハワイアンで申し込んでいたが福岡直通便が直前の10月に減便となり、やむなく成田経由になった。この過程で、いつの間にかANAに変わっていた。(成田空港で気付くという…)しかも、フライングホヌというウミガメのペイントを施した世界最大の旅客機(エアバスA380)に往復乗れたラッキーについては触れておこう。

 

いざ!ホノルルマラソン


チーム福岡の面々

 

日本での仮装と違い、輸送の問題や帽子が必要という壁を見事クリアしたのがエアコスのこれだ。

木曜にハワイ入りし3日間時差ボケもなく過ごすことができた。どうなることやら?予測もつかないが、2カ月くらいまともに走っていないこと、なんかいろいろなレースグッズ忘れてきたこと、初の海外マラソンと不安のトライアングルが見事に形成されていたが、今年の夏以降、異常に忙しかった日々のおかげで不安を感じる間も無く、気付いたらスタートに並んでいたという感じだ。

もう楽しむしかない!と開き直り、スタート号砲を待つ。


スタートは5:00 花火が上がる


ここまで30分!

盛大に花火が打ち上がり、いよいよスタート。今年はかなり参加人数も復活したようで、トータル約36,000人うち日本人は10,000人とのこと。どうりでスタートゲートまで約30分と東京マラソンと同等規模。

ウルトラで慣れてる朝5時スタート。しかし、こんなに渋滞するのは初めてかも。

 

仮装ランに国境なし!ウケる


さぁ、こんな格好でフル持つのか?写ってないけど足はマンサンダル

 

近くにいるランナーには写真撮られたりナイスな反応だったが、仮装ランナーの真の勝負所は沿道だ(と思っている)。ま、ウケればどこでもいいんだけど…

 

少しずつ沿道へコースを変えていく。道路の勾配があるのであまり沿道沿いを走るのは脚によくないのだが、1番ウケるのは沿道沿い。そう、気付いてもらわないことには何も始まらないのだ。

 

さすがアメリカン!

日本人とは違うハイテンションで応えてくれて気持ちいい。恐竜って英語で何ていうんだろ?と調べるとdinosaur。ディノザウルスかと思っていたら、アメリカ英語読みではダイナソーとなるようで、沿道から「ダイナソー」の声が飛んでくる。以降、ダイナソーとアピール。

 


盛りあがりが気持ちいい!

 

日本のマラソンに比べると沿道に立つ人の数はそう多くないようだが、人がいるエリアでは積極的にアピール。

ウケる、ウケる

おっ!こりゃイケるぞ!と序盤に十分な手応えを感じた。

 

十分な手応えとは裏腹に不十分な脚


バットマンにも驚かれたワタシ。この頃には走りにくさに耐えれず膝まで捲り上げているw

 

仮装ウケはいいとして、やはり走りにくい。短足な恐竜だと膝が生地に引っかかり気持ち悪く、自ずとストライドが小さく制限される。

加えて、鈍りに鈍った我が脚はわずか10km過ぎくらいで結構な疲労感が出現(笑)今頃反省しても遅いわけだが、股関節の痛みと仕事の忙しさで走らなかったツケは確実に回ってきた。とはいえ、関門も制限時間もないから、のんびりと進むことにした。


お話途中でハグれてしまいました、、、まだ話したかった。見たらコメントください!

 

走ることにしたのだが、高速に入ってからというものずっと続くアゲインストの風。序盤、風がなく暑かったので普通なら少し心地いいのだろうが、恐竜コスにアゲインストの風は

”ライオンに飛べ!”

といってるくらい無理な話。

 


久しぶりに見た虹

 

過去のレースでも経験している通り、向かい風ではまともに走れない(笑)てことで、ひたすら歩け歩け大行進の始まり。そのうち風も止むだろうからタイミングみて走ろうと決めた。

 

風止まない。。。

 

結局、ハイウェイ降りるまでひたすら歩き続ける羽目となり、大幅にタイムロス。ま、時間はいいか?復路はフォローの風が吹くはずだからと思いつつ、歩きすぎてなかなか走り出せない症候群に陥っていた。

ここで、今回初のサプリ服用!

これ中枢性疲労に効く!というサプリ。脚が止まるのも、心折れるのも元をたどれば全て脳の指令。この辺りは当ブログでも結構記事を書いている。

結果的に効果あった気がする。

しかし、周りもそれぞれマイペースで楽しんでいる。相変わらず、写真撮っていいか?一緒に撮ろう!と人気(笑)

 


写真たくさん撮られるものの自分用がないので「撮られたら撮り返す!半沢作戦始動」

日本では見ることがない小学生くらいの子供が家族で参加している姿や、陽気な外国人ともたくさん交流できたり、ホノルルマラソンならではの体験も新鮮だった。

 

レース中にパーティ!?


ダイナソー仲間にも遭遇!この方この格好で相当速かった、、、日本から2体(笑)

 

ハイウェイを降りてもしばらく風が吹いていて、さすがに「こりゃ走れん!」と一旦恐竜を脱ぎ、懐に抱えてしばらく走った。もはや、エアコスは卒業だな…(笑)

そんなこんなしてるうちに、ハイウェイ復路へ。ようやく、アゲインストからフォローの風に変わり、まともに走れるようになってきた。周りは歩いてるランナーばかりの中、今ごろ息を吹き替えし走り始める。何ともシュールな展開。

後半少しでも取り返さないと!と走っていると、何やら人だかり。なになに?と立ち寄ってみるとビアパーティしてる~?


水と薄っすいゲータレードしかない中、ハイネケン美味かった♪

 

「1本もらっていい?」
「もちろん、飲んでけよ~!」
「変な格好してんなぁ~www」

と意気投合してしまい、マラソン中にビアパーティスタート!

私は、ウルトラマラソンなどで幾度となく経験があるが、これ結構身体が覚醒する。お酒弱い人はやらないほうがいいし、基本やらないほうがいいけど、私は出してくれる方がいればありがたくいただいている。もちろん自己責任において。

何だか楽しくて長居してしまったけど、今はレース中とふと思い出し、レース復帰。さすがに、すぐに走らないほうがいいなとウォーキングでアルコール抜き開始。


半沢作戦(なんやねんそれ)

考えてみると、せっかく復路に入り追い風+サプリ効果?で元気に走り出したのに、ビール飲んで再び歩く羽目に。結局40分程度歩いて再び走り出す。見えないけど走らせない力が働いている気がした。(んなわけない)

といっても、大概歩いたおかげでリズムも悪く、走っては止まりの繰り返し。

気付けば、

鈍った脚+照りつける日差し+歩いてると写真撮影に止められるw

走りたいのに走れないトライアングルにはまり込んでいた。救いは仮装のおかげで楽しめていたこと。

 

楽しい42.195km

 

ハイウェイも渋滞していて、行き交う車からも「変なのがいるな~」と思われたのか?声をかけられることもしばしば。ランナーも話しかけてくれるし、沿道との絡みも楽しい。

海外でもウケるのか?

ウケた。

これウケなかったらキツかったな、よかった存分に楽しむことができて。こんなに多くの外国人と交流したのも初めてだ。異常に時間はかかってるが、ダイアモンドヘッドをウォーキングで通過し、少しするとゴールが見えてきた。

 

ゴールゲートが見えてから遠いと聞いていたが

遠い

ホント遠かった。

 

キツさをもカバーしてしまう楽しいフルマラソンもいよいよゴール。

きちんと撮影してもらおうと前スペースを空けてゴール!時間の関係か?ゴールシーンを撮る足場の上のカメラマンは撤収済み?誰もおらず(笑)

しかしながら、ゴールゲートをくぐり、たくさん応援してくれたことに感謝して、コースを振り返り一礼した。

 

 

号砲からスタートゲートまで30分と東京マラソン最後尾並み。ネットでかろうじてサブ8というフル史上ワーストタイムだが、その分楽しめたということで。途中でビール飲んだりしてるし🍻

兎にも角にも、あまりの不摂生と初の海外マラソンというダブルの不安も、何やかやと楽しんでるうちに忘れてしまった感が強い。ウルトラ走っている恩恵が残っているのか?マンサンダルで挑んだハワイの硬いアスファルトも問題なく、脚も何ともなく、無事にホノルルマラソンを満喫することができた。

動画や写真が大量にあり整理もおぼつかないのだが、なかなか書く時間が取れないので無理やりこのブログを書いた。

またゆっくり動画を整理しながら楽しかったホノルルマラソンを振り返ってみたい。

また再びいけるかな?

 

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