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わっぜ楽しかったど~ 初の鹿児島マラソン2024 完走記


今年は仕事の関係で、いぶすき菜の花マラソンに参加できなかったので鹿児島マラソンにエントリー。まったく期待してなかった(失礼!)が想像のはるか上を行く楽しさ満載のマラソンとなった。

 

30年ぶりくらいの天文館


何時間でもいいというので世界新記録

 

22歳から約7年間鹿児島に住んでいた。製薬メーカーのMRとして最初の赴任地だったので思い出深い場所でもある。

今回は妻の帰省も兼ねて末娘と3人で新幹線でやってきた。家を出て2時間半程度で鹿児島中央駅到着。昔は新幹線もなく高速も完全につながっていない中、車で長時間ドライブしていたが今はそんな元気はない。サクッと鹿児島まで来れることに感謝しつつ、先ずは妻の実家へレンタカーを借りて移動。

途中、受付に寄り参加賞引き換え。覚えてなかったが、申込時にTシャツ or 500円クーポンの選択だったようで、私はEXPO会場で使える500円クーポンを選択していた。クーポンを引き換えて出ようとすると「こちらもどうぞ~」と。

「!?」と振り返るとメダルが…

これもどうぞ〜って….
これはもしや完走メダルなのでは?
走る前日にくれるとはなんともはや気風がいい(笑)

EXPO会場で使えるクーポン券で、ドライブのお供に大学芋を買って会場を後にした。

妻の実家に数時間滞在後、ミーハーな私は西大山駅で映え写真撮ってひとり鹿児島市内へ。

 


ワタシオランホウガイイナ…w

 

明日に備えて?スタート地点近くのホテルに宿泊だ。記録狙いもないので、前日であろうとお酒も飲食もお構いなし(笑)

いぶすき菜の花マラソンで一緒になったご縁で繋がってるRさんとおすすめのお店で会食したあと、明日の健闘と朝の待ち合わせを約束して解散。

ホテルに戻る途中に、懐かしい天文館を30分ほどパトロール?してたら、お腹空いてきた。先ほど近くを通り「美味い!」と教えてもらっていたラーメン屋へ突撃!

このお店の”濃い”みそラーメンは美味しかった。明日もゴール後に食べたいなと思ったけど、夜の営業のみ、残念!

お腹も満たされ、ようやくホテルへ帰り明日の身支度をしたあと就寝。エアウィーヴのマットレスだったが、これ実にスムーズに眠れた。私に合っているのか?疲れてたのか?飲みすぎたのか?毎度よくわからないことが多い。

話が逸れたが、パトロールの結果、MRの頃によく行っていたクラブやスナックなどがどこにあるのか?全くわからなかった。約30年という時の流れ恐ろしや…

 

スタートまでも楽しむ!


会えるといいねと話してた人とは会えた記念写真w 弟さん2人完走お見事!

 

ブロックへ移動する途中、テレビクルーに取材を受ける。

「ファンランですよね?」
「いや、フルマラソンですけど」
「・・・・・」

これでフルマラソン走るなんて相当クレイジーと思われたに違いない、レポーターの口がポカーンと開いていた、

結果、完走してしまうのであるが。

スタートエリアで待ち合わせしていた方々とは折り返し過ぎまで全然会えず(笑)会えたらいいねと言ってた方に会えたり、来てることすら知らなかったラン友さんにバッタリ会ったり。。。

スタートまで、ウサギをいじられながらランナーさん達と楽しい交流の時間。ただ走るのは今回初めてなので、果たして42kmも走れるのか、風が強かったらどうしよう、穴開いたり破れたりしたら…など多少の不安を持ってはいた。

それからいつものように手が自由ではないので、写真が撮れなかったのが心残り。いただき物の写真で構成していこう。

 

楽しい時間のスタート


桜島がいつもよりキレイに見えるほど快晴!

 

いよいよ号砲がなりスタートだ。

スタート地点を通過する時に、千葉ちゃんに声かけたら気付いてくれて「お~なんだあれは~」みたいなことを言ってた(笑)

走り出して、あまり脚の動きに制限を感じなかったので「あ、これいける」と確信。問題は、練習や筋トレをほとんどやってないこと。言い訳はいろいろあるが封印。

あと、気になるのは、コースの大半を占める錦江湾沿い。風が強いと厳しいかも(だったらこんなん着るなと言われそうだが…)

最初の10kmくらいは鹿児島市内を走るので沿道応援の人も多く、想像していた以上の大声援。ウサギのウケも良くて楽しい、楽しい!沿道沿いをキープしながら楽しい時間を満喫した。


あまりにキレイだったのでAED隊の人に撮影してもらった。スマホ取り出したのはここだけ

やっぱり仮装ランはやめられん!

楽しい市内エリアを抜けると徐々に、姶良市へ向かう錦江湾沿いに入る。ここは、地形やアクセス的に人が立てる場所が限られているようで、ボランティア以外は応援の人がいないところが多い、加えて、ここはサーキットかっ!と言わんばかりにバンクのついたカーブの多いこと。人が走るにはかなり不向きだ。

そんな退屈で走りにくいコースにあって、ランナーたちに元気をくれたのがボランティアの方々。特に高校生ボランティアが元気いっぱいに声をかけてくれ、ランナーに元気を送り続けていた。彼らの笑顔や応援を楽しむ姿に救われながら、向かい風の中、復路は追い風になってラク!と踏ん張れた。風船が走ってるようなもので風にはめっぽう弱く、だいぶ歩いてるけど(笑)

 

折り返し後に相棒登場!


ハイタッチもたくさんしたなぁ〜

 

25km付近折り返しの姶良にくると、ここは賑やかなお祭り騒ぎ(笑)盛り上がってるところと人気のないところのギャップの激しさが鹿児島マラソン名物なのかと思ってしまう…。

賑やかな沿道で元気をチャージしていると、「ついていっていいですか?」と若者が現る。初フルにチャレンジしているとのことで、かなりキツそうだったので一緒にゴールまで行こうとアテンド開始。彼と共にいろいろ話しながら、アドバイスしながら進む。時間的には十分間に合いそうだったので、歩きと走りを混ぜながら脚が固まらないよう、攣らないよう注意しつつゴールを目指す。

復路は、追い風になるはずが何故だか向かい風継続。まぁ、不思議とよくあることだ。ウサギは目立つし、沿道ウケがよく正解だったがデメリットもいくつか。

まず、
・エアインフレタイプなので走るのには向いてない(というか走る用ではないw)
・動いたり風によって形が変形しまくり、映像見るとヘビメタコンサートばりに頭がヘッドバンキング状態。
・見た目のクオリティもイマイチだ(仮装クオリティについては意外と完璧主義)

更に、このウサギの場合、手は出せる仕様なのだが都度エア漏れがあるので基本的には手を出せない。いつものようにサッとスマホで記念撮影したり景色を撮影したりができない。エイドで飲み食いが不便なことがデメリットか。

でも、そのおかげで苦戦する私を見てエイドのJKが食べさせてくれる嬉しい誤算もあり❤️

若者が、後ろついていくお礼に「僕が食べさせますよ!」と言ってくれてたが、そんなご褒美があるのでお断りしたのは言うまでもない。

 

着実にゴールを目指す!


仮装ランナーさんともたくさん交流できました。写真もらいました=おやっとさぁ〜

 

そんなこんなでのんびりと歩いたり走ったりを繰り返しながら着実にゴールは近づいてくる。オール歩きになると、この感覚が長くなってきてメンタルダメージも大きくなるので、少しでも走りを混ぜることが大事。

また、ボランティアの高校生やAED隊の方々にも、自然と「お疲れ様です」と言いながら走っていた。元気な声がけに救われてたんだろうな。

鹿児島市内に近づくにつれ、沿道応援の人も増えてきた。若者もかなりキツそうだったが、あと少し!励ましながらゴールを目指す。

自分自身も走り初めの頃に、苦しくなった時に優しく声をかけてくれた女性ランナーのことを今でも鮮明に憶えている。受けた恩は回さないと。

「痛いのは気のせい!」

「はいっ!」

と理屈ではないメンタルコントロールをしながら(効いていたかどうか不明w)いよいよあと1~2kmのところまできた。

時間も十分余裕があるので、ゆっくり歩きながら最後は走ってゴールしよう!と声をかけ若者を引き連れゴールゲートへ。

大声援に包まれ、たくさん「ウサギ」「カントク」と声をかけていただき、本当に楽しく感謝いっぱいのマラソンだった。

気持ちいい42.195kmをありがとう!

コロナ以降、ウルトラ完走出来てない不完全燃焼の私にとって、マラソンの楽しさを満喫した時間だった。

ゴール後、楽しい時間をいただいたお礼にコースを振り返り一礼をしたところ、後ろにいた若者がお礼を返すという気まずさもなんのその(笑)

彼の大健闘を讃えてしっかり握手した。若さもあるとはいえ、根性でのゴールお見事でした!動画で見ると相当きつかったんだろうな。

本当に素晴らしい!

3人/1000人に入ったすごい快挙です!見てたらコメントくださいね~(笑)

私も君のおかげでダレずにゴールまで行けました。どこかで会えたらその時は祝勝会しよう!

 

Special Thanks!

過去のYoutube動画やコースイメージなどから、あまり期待していなかった鹿児島マラソン。失礼しました。想像のはるか上を行く素晴らしい大会でした。

運営に携わった全ての方々、沿道で応援してくださった方々、一緒に楽しんだランナーの皆様、感謝の言葉もありません。ありませんから言いません(笑)ではなくて、本当にありがとうございました。

 


ゴール後もらったタオルも何回も落とし周りの人に拾ってもらう手の不自由さw

 

おかげさまで、雄大な桜島を観ながら気持ち良く駆け抜けることができました。いぶすき菜の花マラソンといい、鹿児島マラソンといい、鹿児島のマラソン走るとファンランの真髄を思い起こさせてくれるだけでなく、社会人生活をスタートした地であり、妻の実家もあり、娘婿も鹿児島だったり、何かとご縁のある鹿児島県。

これからも微力ながら、鹿児島の人たちに笑ってもらえる、喜んでもらえる仮装ランしようと思っているところです。

今回の鹿児島マラソン参戦も大成功ということで、もっぱら私の課題はウルトラ復活か,,,
今年はホノルルマラソン参加のため、他のレースへの参戦予定はない。

でも、久しく出たいない10kmやハーフのレースにも仮装ランで参戦してみようかな?と思わせてくれたことにも感謝してます。

 

PS:あっ、観てくれてる人で、ホノルルマラソン行きたい方、この機会一緒に行きませんか?

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