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ランシューはもう要らない!裸足ランを始めて変化したこと


かれこれサンダルランを始めて丸4年が経ち、最近では少しずつ裸足ランにも取り組んでいる。もはやランシューは必要なく、なんとなく残していた数足も処分しようと思う今日この頃だ。

裸足ランの恩恵

最近は、ダイエット本などにも古代食への回帰や食事回数を減らすといったような「リターン to 大昔」を目にすることが多い。

そもそも、狩猟により食物を得ていた時代は食べれない日もあったりしたはずだが、幸いにも現代社会において”飢餓”という生命危機に遭遇することはなく私自身は過ごせている。

しかしながら、飽食環境はその過剰摂取を誘引し、高脂血症や高尿酸血症など「高」がつく生活習慣病を招いている。また、利便性が増すことで運動量や歩数が減り続けているのが現状である。

加えて、シューズの誕生により裸足で走っていた時代のような人類本来の歩き方・走り方を忘れてしまい、膝や腰の故障が増えているのも現実だと思う。

裸足ランは、まさに人間本来の走り方や歩き方を最履修し、本来の身体能力を呼び覚ますための手法であり、そのことを体感し始めている。

裸足ランにより変わったこと

裸足では、最長で6km程度しか走ってないので偉そうなことは言えないものの、大きく変化したことがわかるのは「着地」だ。

もともと、ランシューではかかと着地をしていたはずだが、これは良くない!とフラット着地を意識して走ってきた。サンダルランでは、それが履修しやすいことに気付き習得できたと思っている。

フラット着地が出来ているというのは、かかと着地に比べて大きくなる着地音で判断できる。これまで、ベチュラン、ワラーチ、マンサンダルと自分なりに進化してきたつもりでいるが、着地はフラット着地メインだった。

マンサンダルを履きだしてから、少しずつフォアフット気味の着地を意識していたが裸足ランを経験するとその精度が一気に高まった感覚がある。

つまり、マンサンダルでの着地音が小さくなり、より正確にフォアフット着地が出来るようになったのである。

わずか6〜7mmのビブラムソールの存在があるのとないのと全く違うことも体感できて、裸足ランにより足裏から得られる情報の多さ、それによる好転反応があることも身をもって感じる日々だ。

裸足ランの可能性


いきなり裸足ではなくともサンダルランもおすすめ

私が子供の頃は、運動場では裸足で走っていた。真冬に上半身裸で乾布摩擦もしていた(寒)ことで、強い身体でいられるだろうと思う。

現代の過保護な子供たちは裸足で走る経験もさせてもらえず、その結果、走り方がおかしい子供が多い。これは、幼児期に多く使われるバンボにより股関節の動かし方を学べていないという「人災」も原因だとも聞く。

いずれにしても、不自由のない便利な社会やインフラ整備の恩恵は私たちの生活をより快適にしてくれているのは間違いなく、その恩恵に感謝しないといけない。

一方で、それ故に失われている人間としての運動機能があることにも気付く必要があると強く警鐘したい。裸足ランは、私たちが生まれながらに持っている運動能力を開花させ得るトレーニングだと個人的には感じている。

ためらっている人は、芝生などで裸足を経験してみてはいかがだろうか?その気持ちよさを知ると裸足で走りたくなるかも!?

なお、これから寒くなると裸足は辛いのでベアフットシューズもおすすめだ!


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