当たり前だった普通に走ることが、マスクやソーシャルディスタンスなどが加わり、以前より走りづらい局面を迎えている。そんな今だからこそ解る走ることのメリットを振り返ってみてはどうだろうか?
1 走ると気持ちがいい!
走っている人ならわかるだろう。子供の頃、体育の授業や運動会などできついだけと思っていた走ることが何故か楽しい。
仕事中にかく汗と、ランニングウェアに身を包んでかく汗の違いも歴然だ。細かく言えば様々なホルモンや脳の働きにもよるのだが、、、
とにかく走ると気持ちいい!
これが私達が走り続けている大きな理由だろう。
2 体調がいい!
私もメタボ脱却を目標に走り始めて1年で10kgほど痩せた。今は、コロナ太りで?その頃の体重に戻りつつある(超ダメジャン…)
私はともかく、大半の方は走ることで適正な体重に近づいたり、キープしているのではないだろうか?
そして、何より目覚めが良くなったり風邪を引かなくなったり、自身のいい方向への体調変化を感じているはずだ。
3 最高の達成感がいい!
マラソンレースで完走したとき、気付いたら涙を流していた経験はないだろうか?
自分との勝負に打ち勝ってゴールしたとき、止めどもなく流れる涙だったり、経験のないような達成感に包まれたりする。
達成感は、仕事でもダイエットでもプライベートでも感じられるものだが、自分に対峙しながら自分と勝負して乗り越えたときの達成感のボリュームはマラソンに勝るものはないだろう。
個人的には、さらなる達成感を感じたいからウルトラマラソンにチャレンジしている。
4 嫌だった健診が楽しみになっていい!
いま、走っているランナーの中には毎年の職場健診の日が嫌で仕方なかった人も少なくないだろう。
それが、走り出して健康な身体を手に入れると楽しみな存在になっていたりする。数値や見た目で痩せた?とかスタイルいいね!とか言われると嬉しくないはずがない。
ちなみに、私は言われたことがない。というか、フリーランスになってからは健診に行ってない、、、
5 感謝の心を思い出せるからいい!
辛いときに声をかけてくれる仲間、マラソン大会で見ず知らずの人に勇気づけられること、安全に走れるようサポートしてくれるスタッフやボランティアの皆様、そして何より、走れる丈夫な身体を与えてくれた両親、、、
走っていると、見えなかった世界がくっきりとみえてくる。
周りに支えられているという実感は、自分も周りを支えていこうという素晴らしい無限ループを生み出すことを数多く見てきている。
6 仲間ができるのがいい!
走り始めなかったら出会わなかった仲間がたくさんいる。
楽しいときは一緒に大笑いし、辛いときはお互いを支え合い、ときに叱咤激励し、涙したりする。
タバコ吸う人がいないクリーンな飲み会もランナー仲間ならではだろう!?
自己の限界に挑戦している仲間のみが持つ独特の雰囲気があるように感じている。
7 ありのままの自然を感じられていい!
必死に走ってもう走れない!と転がり込んで目に飛び込んできた青い空。芝生の匂い、土の匂いなど…大地に寝っ転がることの気持ちよさ。
いい歳して、青春真っ只中の学生みたいなことができるのもランナーの特権だ(笑)
朝日を浴びて走ったり、昼間とは違う顔を見せる夜の街を走ったり、ウルトラでは深夜の山をひとりで走ったり(怖っ)1日の中の様々な景色を見る。
また、四季を感じながら走ることで、車や列車からは見えなかった季節の香りを五感で堪能できたり、自然の中に身を委ねる心地よさを知ることができる。
8 人生が輝いていい!
走るだけならきついだけかもしれない。
でも、そこに自分の成長や自分超え、タイム目標などを持って挑むことができる。マラソンに限らず何でもそうだが、明確な目標を持って取り組んでいる人は例外なく輝いているのだ。
走り始める人は40歳以降が多いという結果が出ている。最大のボリュームゾーンは40〜50代というスポーツもそう多くない。
「この歳になってこんなに頑張れることがあると思わなかった!」
教室の生徒さんからよく聞く言葉である。
9 自分を好きになれていい!
きつかったり辛かったりしながらもゴールした自分。
リタイアを誘惑する自分ともっと頑張れ!と鼓舞する自分との勝負に負けて悔しかった自分。
頑張る仲間やランナーに沿道から精一杯の応援をする自分。
どんな自分も好きなはず。いつもエネルギッシュで新鮮な自分を発見できるのだから…..
10 走ると若返っていくからいい!
走っている人で姿勢が悪い人はあまり見かけない。いくつになっても、背筋シャキーン!と立ち姿もかっこいい。
走っていれば、着地の回数だけ足裏から骨への刺激も加わり骨密度の低下も抑えられることもあるのだろう。
新陳代謝も良くなり、肌艶もよく姿勢のいい人は年齢よりも若くみえるものだ。健康なカラダもセットで。
走るメリット まとめ
まだまだ、たくさんありそうだがこれまで書いてきた走ることで得られること。
これを一瞬にして失うとしたらどうだろう?
走ることをやめることで、これだけのことを失うとなれば辞めたくないし、ずっと走っていたいと思うのではないだろうか?
Yes
という方は、それほどまでに走ることで人生が彩られていることを今一度認識するべきだろう。
また、走ってない方は自分が走り始めることで、1〜10のようなメリットが得られると考えると…..
走らない理由がどこにあるだろうか!?
私自身は、走り始めたことで知らなかった世界を知り、知らなかった感動を知り、知らなかった大切な仲間に出逢うことが出来た。
その中には、人生を大きく変えるような出会いや楽しさとの遭遇もある。
どれだけ幸せな気分や楽しさを満喫しただろう。
どれだけ感動や悔しさから涙したことだろう。
そして、いい意味でゴールはきっとないのだと思う。
走り続けている限り。
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