前記事でいい結び方がないかなぁと書いた。とりあえずいろいろ試してみようと思い、有名なman3dalsの結び方を真似してみた。
man3dalsって?
考案者であるマンさんが作ったサンダルだから、マンサンダル(man3dals)とのこと。数字の3を使ってしっくりかっこいいネーミングだ。
ワラーチがあくまでも履物であるとしたうえで、man3dalsはサンダルという名の裸足と称しているように裸足感覚を重視しているという。
具体的には、足が宙に浮いているときはソールと足が離れ、着地した時にはパラコードと足が離れるということのようだ。
つまり、足に縛り付けるワラーチとは違い、何も接触しない裸足に近い状態をワラーチの構造の中で実現したものが、man3dalsなのだと理解した。
man3dalsは”ゆるふわりん”で足に纏う
サンダルはいているのに裸足感覚?
これを実現するために、man3dalsではパラコードを”ゆるふわりん“に結ぶことを推奨している。これまで、しっかりと足と一体化させるワラーチの紐結びしか頭になかった私にとっては衝撃的。
ゆるふわりんの定義とは、
・鼻緒の紐がS字を描けるほど
・くるぶし周りの紐を垂らせば二重Vの字になるほど
・かかとの捻りは地面スレスレ着脱容易
というものだ。
ちょっとイメージしずらいところもあるが、全記事で作ったソールにもうひとつ穴を開けてやってみた。
ゆるふわりんが出来てるかどうか?わからないがおそらくもっとゆるゆるでいいのかな?
早速走ってみた
これまでに作った2足とは明確に違うフィーリングだ。
ゆるふわりんももちろんだが、初めてペレマットは使用せずにビブラムソール8338のみで作成したこともある。
ソール単独で作らないと、余計な重量がゆるふわりんを邪魔するとのこと。
実際に走り始めると、まず感じるのはソールが薄くなったことでより地面からのダイレクト感を感じる。
そして、ゆるふわりんである。
こんなにゆるくて走りにくくないかな?と思っていたものの、足への干渉が少なく思った以上に走りやすい。
確かに、宙に浮いているときにはソールが足から離れる感覚があるし、接地した時のパラコードの干渉もあまり感じない気がする。
かかととソールが離れてるのかな?という感覚と、足首にまだパラコードの感触がしっかりあるので、ここはまだ緩めてもいいんだろうな!?
いろいろ試してベストなゆるふわりんを探していこうと思う。
man3dalsが理想の形かも!?
大濠公園を走っていたら超懐かしいラン友さんとバッタリ出会い撮ってくれた。
元々、ベチュランをしていたがワラーチの世界に移ってきて、ビーサン以上の快適さに加えてもっと脚を鍛えられると感じている。
ワラーチの場合、紐の結び方をあれこれ試行錯誤していたが、途中で緩んだり結び目が足に干渉して痛くなったりしていた。
いずれも締めすぎからくる問題点だ。
man3dalsで全く逆の発想である”ゆるふわりん”を体験して、自分の問題点が解決していきそうだ。
しっかり走って確認していこうと思う。
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