ランニングシューズを脱いで2年近くなる。サンダル~ビーサン~ワラーチ作成とますます裸足に近づいてきた私のランニングライフを一旦振り返ってみる。
最も大きな変化は、足指周辺のトラブルがなくなったことだろう。以前は、ウルトラ走ると爪が数枚剥がれたり、マメが出来たりとトラブルはつきものだった。
チャコサンダルで100㎞、ビーサン(ベチュラエナジー)では130㎞のレースを完走したが、もちろんそれらのトラブルは皆無である。
Chacoサンダルのベルトによる擦過傷や、ベチュランでの中足部の腫れなど一時的なトラブルは経験があるものの、本質的な足トラブルや故障は全くない。
よく言われる通り、ランニングシューズの優れた衝撃吸収力やクッションなどのサポートを受けない分、代わりに足や脚そのものがそれらの機能を果たすよう”進化”する。
これを体感する毎日だ。
教室内でも、それぞれの課題克服のためにベチュランでビーサンデビューするランナーも増えてきた。
とうとう裸足ランナーも登場(笑)
当然、段階を経てやらないと足を故障してしまうので、そこはしっかり注意してということになるが、皆さんなかなか快適に感じているようだ。
ランニングシューズの誕生により、どんな走り方をしても比較的安全に走ることが出来るようになったことも、マラソン人気の立役者と言えるだろうしその恩恵は計り知れない。
しかしながら、そのサポート力が進化するにつれて人間の足の機能は退化していると言われる。
裸足ランを含め、ワラーチやビーサンで走ることは失われた脚の機能を再獲得するということ。
このことは、走る練習をひたすら積むこと以上に、自らの走りを進化させることに繋がるのではないかと感じている。
現時点では、ビーサンで走っていてランナー特有のメジャーな故障をしたランナーをみたことがない。
もちろん、私も故障はない。
距離を延ばすごとに2,3日足が腫れ上がる以外は、、、
ま、これも100㎞以上のウルトラとか一尋常ではない距離を走っているので、シューズ履いていても同様に起こることかもしれないが。
ワラーチでのランニングも思った以上に快適だ。
ベチュランよりも快適だ。
これからも、いろんな発見や変化を楽しみにビーサンランを続けていこうと思う。
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