初めてのマラソンレースや初めての距離、初めての種目、、、
何でも初めてのときは、未知の世界への不安や自信が持てないことで躊躇してしまうものだ。これは誰しも経験のあることだと思う。
でも、悩んでばかりいてもマラソンレースに参加できないし、当然ながら行動のないところに結果はない。
”撒かぬ種は生えぬ”という言葉があるように、今までの日常と何も変わらないのだ。
どんなことにも共通するが、何か結果を求めるのであればそれを始める必要があり、チャレンジする必要があるのだ。
私の2018年の目標は、200kmオーバーのウルトラマラソンに参加すること。
全国のレースを探してもそう多くない。昨年参加した橘湾岸スーパーマラニックに来春より217kmのコースが新設されることは聞いていたものの、エリートランナー向けだということだったので参加資格がないと思い込んでいた。
・同レース173kmの完走タイムが27時間以内
・萩往還250kmの完走タイムが45時間以内
・100kmのタイムが11時間以内
が参加目安とあり、173kmが32時間、100kmベストが12時間10分である私は到底無理である…。
しかしながら、仲間の助言があり改めてHPの参加目安を見てみると
フルマラソン4時間以内
とも書いてある。これは知らなかったがクリアしている。
早速、迷うことなくその場でエントリーした。
参加目安から冷静に考えると、217kmに参加するランナーの中でもおそらく一番遅いだろう。また、33時間という制限時間も今の走力・体力では完走することは困難に思える。
今の自分からはこのレースに出て完走できるという根拠や自信は全く見当たらないのだ(笑)
でも、タイトルの通り根拠や自信は後回しでいいと思っている。
これまでを振り返っても、初の5kmレースに始まり、10km、ハーフ、フル、100km、173km…
完走できるという確固たる根拠や自信を持って走ったレースなどほとんどない。
あったのは、何とかなるだろうという根拠のない自信だけだ。また、未知の世界については、そもそも知らないのだから不安とも思わない性質のようだ。
ろくに練習や体質改善が進んでいない私にとっては、手の届きそうにないくらいの目標の存在こそが、そこに向けた行動や練習をしていくための起爆剤、エネルギーとなるのだ。
だからチャレンジをすることが大切だと常々思っている。
もう一度書くと、私の2018年の目標は、
200kmオーバーのウルトラマラソンに参加すること。
完走することではなく参加することが目標だ。
200km以上走るなんて、どんなことが起きるか解らないから完走とかタイムとか結果をコントロールすることは出来ない。完走に向けて全力で挑むだけだ。
でも、チャレンジするしないについては自分の意志でコントロール出来るのだ。
チャレンジすることでその先にまだ見たことのない世界が開けると思うと、不安や自信が持てないというネガティブな感情よりもワクワクする感情に支配されている自分がいる。
そんなこんなで自分を成長させるため、見たことない世界の扉を開けるために未開拓なチャレンジを続けている。
扉の向こう側に行くためには、なんとかなる!と思ってしまう勢いと、やってみよう!という覚悟。
これだけで十分な気がしている。
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