個人的な経験則から糖質制限によるエネルギー回路の変更についていろいろ書いてきた。今回、出版された鏑木毅さんの本によって勝手にフォローしていただいた気分になっている(笑)
糖質制限とマラソン
元々、ダイエットとして何度かチャレンジしてその効果がこれまで経験してきたどのダイエットよりも高かったのと同時に、ダイエット効果だけでは説明がつかないスタミナアップが気になり自分なりに勉強してきた。
過去、主に糖質制限について書いてきたものは以下の通り…
理論は分かるものの継続できないので、レース前になるとあわててやっている体たらくではあるが…^^;
でも、経験的に糖質を控えることでスタミナアップ効果は確実にあり、糖質制限中でもウルトラマラソンを完走できているのは、この理論が正しいことを裏付けていると思う。
いまでもマラソンのエネルギーは糖質メインに語られることが多い。脂肪を燃やすために糖質が必要ということもありもちろん不要ではないが、メインエネルギー回路は脂肪へシフトしたほうが長距離ランナーには有利だろう。
抵糖質&抗酸化ランニング?
今回、世界トップクラスのトレイルランナーである鏑木毅さんが【低糖質&抗酸化ランニングのすすめ】という本を出版されました。
管理栄養士であり予防医学研究者である菊池恵観子先生との共著なので、栄養面などの記載も豊富。
・糖質制限によるエネルギー回路の変更
・抗酸化による疲労軽減
というメインテーマに加えて、鏑木メソッドの紹介もあり大変勉強になる本で読み応えあり。
スタミナに自信がない人にはいいかも?
いろいろと賛否両論ある「糖質制限」だが、安全な方法で実践していくと問題はないと思われる。私自身の経験では、体調が悪くなったりしたことはなく、むしろ食後の眠気などもなくなり集中力が増す嬉しい効果も体感済みだ。
もちろん、個人差があるので一概には言えないが、マラソン後半でガス欠が常だというランナーや、ウルトラディスタンスを走るランナーには一考の価値があるものと思う。
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