前回の壱岐ウルトラマラソンを完走したことで、多少のトラブルがあっても100kmは完走できるという根拠のない自信がついた。そんな中で私の気持ちが向かっているのはどうやら100kmオーバーの世界…
これまでのウルトラマラソン
2013年10月に四万十川ウルトラマラソンで初の100kmを完走してチャレンジは始まった。
以降、2014年にしまなみ海道ウルトラ遠足100km、2015年に周防大島スーパーマラニック103km、四万十川ウルトラマラソン100km、2016年つい先月の壱岐ウルトラマラソン100kmと走ってきた。
フルマラソンやハーフでも経験したように、ウルトラも走る回数が増えていくと身体が順応していくような感覚がある。何でも最初は一番辛く経験値が重なると少しずつ楽になるようだ。
わずか7年位前は1kmも走れなかったのに、我ながら人間の可能性って解らないものだと思う。
タイムよりも距離?
ランナーの中には、1分1秒でも速く走りたい、楽しく景色を眺めながら完走したい、エイド全制覇したいなど個々にいろんな目標設定がある。
自分が掲げた目標に対して、誰に邪魔されるわけでもなくチャレンジしたり楽しむことが自由なところもマラソンの魅力だと思う。
私自身は、4回目のフルマラソンでサブ4をクリアした時にタイムへの執着がなくなり、ウルトラマラソンやトレイルランの世界にチャレンジのステージを移して今日に至っている。
ウルトラマラソンの100kmに対して完走できる目処や自信がついた今、自分が向かっているのは更なるロングディスタンスの世界のようだ。
橘湾岸マラニック 春のステージ
100kmオーバーというとどんな大会があるんだろう?近場では、ゴールデンウイーク中に開催される山口県の萩往還マラニックに140kmがあり、同時期に開催される長崎県の橘湾岸マラニック173kmがある。
萩往還があと2回の開催で終了するということもあり迷ったが、エイドが非常に充実していて先輩ランナーや参加者の評判もいい橘湾岸マラニックの173kmに決めてエントリーした。
長崎と言えば坂の街。先日の坂地獄だった壱岐ウルトラも長崎。橘湾岸マラニックのコースも例に漏れず坂や山多し。まぁどうにかなるだろうと楽観視してないとエントリーはできないな(笑)
新たな挑戦へ
鏑木毅さんのサインはいつも力になる
これからのレース参戦予定は、12月にNAHAマラソン(フル)、2017年2月に東京マラソン(フル)だが、今のところ仮装ランのイメージしか沸いてこない。沿道の皆さんと対話しながら楽しく走るのが性に合っているのかな?
来シーズンからは、フルマラソンも年1本くらいにしてウルトラマラソンを増やしたいなとも思っている。その転機となる来春の173kmというレースが一体どんな世界なのか?
まだ見たことのない新しい扉の前に立った。
ゴールの向こう側にはどんな自分が待っているのか?ワクワクしながらも完走できるように今からスイッチを入れていこう。
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