【糖質制限 マラソン】でググると、以前書いた【マラソンとエネルギー】 糖質制限の有用性についてがトップ表示されてます(驚)仕事で書いた記事ではなく自分のブログからTOP記事が出ると嬉しいですね^^第2弾の糖質制限の記事です。
糖質から脂質へメイン回路をチェンジする
過去にも書いたのですが、糖質だけでフルマラソンを走るのは理論上、無理なことが多いでしょう。ましてやウルトラマラソンともなると言うまでもありません。
私自身は、フルであれウルトラであれカーボローディングもしませんし、特にウルトラではレース中の補給すら十分にできていないことがほとんどです。理由は…脳から出るウソの信号による食欲不振?ではないかと思っています。判りませんけど…(笑)
それでも何とか完走出来ているのは、脂質をエネルギーとして有効活用できている結果かなと感じています。そして、その脂質をメインエネルギーとして活用するために必要なこと、それが【糖質制限】なのです。
2016/11/26 追記
世界のトレイルランナー 鏑木毅さんが糖質制限食でスタミナ要請をしていることは有名ですね。著書にも書かれています。
糖質制限による【脂肪酸ーケトン体エネルギー回路】の新設
こういう食事だとご飯を抜きます
糖質制限は、主食である炭水化物の摂取を制限することにより、ダイエット効果が高いことで一躍有名になりました。私自身も以前ストイックに2ヶ月間取り組んだ結果、8kgの減量に成功した経験があります。今は見る影もなく、長期的には成功とは言えませんけど…。^^;
よく脳はブトウ糖しかエネルギー源として活用できないとか、BBB(血液脳関門)を脂肪酸は通過できないと言われます。前者は通常ではそうですし、後者も正解です。では、ブトウ糖が枯渇したら脳にエネルギーが行き届かなくなり、私たちはどうなるのでしょうか?
断食修行や1ヶ月間水だけで過ごすような荒行をやっている著名人もいますが、そういう人は、当然糖質も摂らないので脳の機能がストップするのでしょうか?もちろん、そんなことは起こりませんよね?
体内にブトウ糖がない!と判断したら、脂肪を燃焼されることで代替エネルギーを作り出す機能が人間には備わっているのです。そして脂肪酸が燃焼するときに肝臓で生成されるのがケトン体であり、細胞内やBBBも容易に通過することで、ブトウ糖の代わりにエネルギーとして働くのです。
つまり
・脳のエネルギー源はブトウ糖だけ→×
・BBB通過できない→通過できるように脂肪酸から水溶性のケトン体が生成される
ということですね。
江部先生の理論を信じて体感しています。
脂肪エネルギーメインで走るとガス欠知らず?
糖質制限を行うことで、身体は糖質が足りない状態をエネルギー危機と判断し、脂肪をどんどん燃やすことで脂肪酸ーケトン体による代替エネルギー回路を作り出します。
元々、体脂肪はフルマラソンを理論上20回くらい走れるほどのエネルギー産生量を持っていますので(私の場合)、使っても使っても枯渇することはないでしょう。ウルトラマラソンにもピッタリですね。
私自身が取り組むときは、主食(ご飯・パン・麺類など)抜き・ビール控えめ(糖質オフ)をやっていますが、その他は好きなものを好きな量食べています。もちろんお酒も焼酎を中心に毎晩飲んでます。
それだけで体重がみるみる落ちてきて、マラソンのスタミナアップにも繋がると思うといいのですが、何回も繰り返しているので反応や効果が得られにくくなっているような気はしています…?
糖質制限で阿蘇100kmも完走する!(ハズ)
脂肪燃焼効率が高まることが痩せられる理由になっているのと同時に、マラソンでも量の少ない糖質に頼らずに、量の豊富な脂肪をメインに使っていけるように身体が順応するのでスタミナアップに繋がるのではないかと考えられています。
私は自己管理の出来ない男なので、レースが終わるとすぐに太ってしまいます。そして、レース前になると糖質制限や3日断食などで強引に体重を落としてからレースに挑むという変なクセがついてしまいました…ρ(・ω・、)ハヤクナオサナキャ
今回も、6月の阿蘇に向けてそろそろ糖質制限を始めようと思いつつ、出来ずにいますが真剣に取り組んでキープすることを覚えようと思います!
コメント
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[…] ブして、脂肪をメインエネルギーとして使える身体に変身することでエネルギーとして十分足りるということもあります。(参照記事はこちら 糖質制限によりエネルギー回路を変える) […]