マラソンを走る中で、すべてがうまく運ぶことは少ないだろう。
普段の練習でも順調に進捗している限りは、調子に乗らずにそのペースをキープしていればいいと思う。
それよりも、気を揉むのはなかなかうまくいかず結果に繋がらない、もしくはケガや故障で思うように走れないというケースだ。
もちろん、私自身も経験者だから気持ちはよくわかるが、焦らないことが何より肝要だ。
治ってないのに焦って練習したりしても、ほとんどの場合は症状の悪化や回復の遅れにつながるだけだろう。
それが何であれ目標を定めてそこに向かっていく道中には、多かれ少なかれ障害が付きまとうものだ。
野球でもテニスでも打った球が、すべて得点になってしまうなら何も面白くなくつまらないスポーツになるだろう。
目標に向かう我々を全力で阻止しようと立ちはだかる敵がいるから、スポーツとして成り立つのであり俄然面白くなるのだ。
うまくいかない、故障続きというのも辛いものではあるが、悲観的になっていてもしょうがない。今の環境・状況が考えうる最悪の事態でないのであれば、そのことに感謝して苦難を楽しむ余裕を持つべきだと思う。
どうしたらうまくいくんだろう?
どうすればケガや故障を防げるのだろう?
そんなことを腰を据えて考える時間があるのだと開き直り、より強い自分、よりパワーアップした自分になるための準備期間と捉えられるポジティブさ。
それこそが、うまく運び始める原動力となるはずだ。
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