ジョギング教室を運営していることもあり、生徒さんたちのレースの応援には極力駆けつけるようにしている。
応援することはもちろん沿道に立つことは自身も楽しめるだけではなく、応援してるつもりが元気付けられてしまう不思議な力を持っている。
今回はメッセージボードでの応援
女性ランナー向けメッセージ
沿道での応援といえば、ランナーにとって大きな力となる声援や幟の存在がある。これはいつものルーチンだ。
今回、JRで佐賀へ遠征応援するにあたりメッセージボードを作成した。前回も同様の応援が佐賀新聞にキャッチされて掲載された経験があり、再びメディア登場を目論んでみた。
男性ランナー向けメッセージ
手書きでも味わい深くていいのだが、画用紙や手が汚くなるのと文字を塗るのが意外にもハードワークなので、今回はA4用紙にプリントしたものを、A3に拡大コピーして貼り付けてみた。
いざ!さが桜マラソンへ
佐賀へ向かう移動のJRの中では、見本の絵を10秒程度見せて、記憶を頼りに書くお絵かきゲームをしながら道中を楽しむ。これは、ボードやペンを持つことに抵抗を無くす意味も含めてやってるが、だいたい画伯が登場してしまう楽しさもある。
今回も例外ではなく、画伯の作品が沿道で役立ってしまうというミラクルも経験したので、これは侮れないゲームだ(笑)
そして、我が教室では料理上手な方が多くて、毎回大会やイベントでは心のこもった美味しい差し入れをいただけるのも役得だと常々感じている。
いつもありがとうございます!
元気をチャージして応援頑張ろう!
さぁ、勝負だ!佐賀を走るランナーたちよ!
1.5km(折り返し7km付近)での応援は探すだけで精一杯、、、
今回は、1.5km、7km、21,7km、25km、41kmでの移動応援。移動の手段は徒歩+JRだ。
最初は、スタート後すぐということもあり、集団が大混雑しておりメンバー探し、写真撮影のためボードでの応援は封印。
やはり、大集団がバラけるまでは見落としもあったりするので、予定よりも早めにJRで神崎(21.7km、25km)へ移動。
ここで勝負だ!
早速、自作ボードを出してみる。
合わせ技なメッセージ。爆笑してくれる人もチラホラ…
しかし、意外とスルーされる、、、
ちょうど到着した頃は、サブ3~3.5くらいのランナーが走っていて、彼らは沿道と戯れている余裕がないのだ。結構ガチで走ってるゾーンではウケない。
しばらく頃合をみて、再びボードをコースへ差し出してみる。
マジかっ!と歩いてた人が走り出すことも(笑)
少しずつ反応がよくなってきた。走るペースが遅くなればなるほどランナーとのやり取りも交流も増えてくるのは見事に相関している。
応援する側も楽しくなってくる瞬間だ。
特に女性ランナーの反応がとてもよく、感触としては90%が笑顔や元気なトークで反応してくれる。
対して男性ランナーは、反応しない人が多いのか?ランナーの母数が多いからそう感じるだけなのか?解らないが反応がイマイチ。
結局、途中からは女性ランナー専用の応援団と化した神崎での応援だった(笑)
25km地点。歩いてるランナーが多かったのが印象的。
妙な説得力を持つメッセージ
そして、私設エイドも大好評。つまみ食いする私も大満足で、何も買い食いしなくても十分にお腹が満たされて感謝、感謝である。
ゴール手前でまさかの大ウケ
神崎で最終ランナーまで見送ったあと、JRに乗り込み最終41kmの競技場へと移動。駅から結構歩いて遠かった…。
ここでは、ゴール寸前ということもあり、叱咤激励系のメッセージは要らないなと思い、どれを出そうか?困っていたところ…
ありました…ピッタリなのが…
今朝の画伯の作品。これを出してみよう。
お題はドラえもんだったが…(-_-;)なんじゃこりゃ?
見るだけでランナーの笑顔とリラックス効果(脱力?)を引き出して大ウケだ。
さすが画伯!
何も語らずとも1枚の絵でしっかりランナーを和ませるあたりは巨匠の風格すら感じた。
これ見たあとに転倒したランナーがいたが、この作品を見て力が抜けたわけではないだろう。
そんなこんなで、多くのランナーさんと対話したり笑顔の交換をしたり、41kmのこの場所では私を憶えてくれている人もいて嬉しかった。
反面、
イケメンがいなかった!
とのクレームもいくつかいただいたがそんなことは知ったことではない。
イケメンに追いつけなかった自分の走力を反省して、今後の練習の糧にしていただければ本望である(笑)
沿道で応援に立つことがもたらす価値とは?
当然、楽しく交流できることも沿道応援の楽しみであることは間違いない。一方で、経験のあるかたも多いと思うが、沿道で応援をしていると、いつしか自分が応援されてしまうという現象が起こることが多々ある。
仲間やランナーたちの頑張る姿を見ているうちに、自分自身が触発されてしまい、応援しているつもりが逆にモチベーションを上げられてしまうのである。
このことを身を持って何度も経験しているので、特にこれからマラソンを走る方、いまいちモチベーションをコントロールできない方などは積極的に沿道に立つことこそ大切だと思う。
楽しめるだけでなく、自分のスイッチを押してくれる、頑張ろうと思わせてくれる応援であれば、これ以上有益な時間はないだろう。
またどこかの沿道で新たな出会いを楽しみにしている。
PS:ちなみに今回はメディアに遭遇することがなくちと残念だったが楽しい1日となったのでよしとしよう。
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