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【ランニングとラテラルシンキング】新しいアプローチとは?


従来の固定概念や常識を打ち破り、斬新な発想やアプローチによりアイデアを導き出す思考法をラテラルシンキングと言います。この思考法はランニングの練習方法やメソッドにも適応できるのでしょうか?

ラテラルシンキングとは?

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あらかじめ用意されている公式やルールに則って順序立てて答えを導いていく考え方をロジカルシンキング(論理的思考)と言います。数学や科学などを思い浮かべると解りやすいですよね?

それに対して、ラテラルシンキングでは公式やルールという固定概念を外れていろんな角度から答えを導いていくのです。論理的思考が垂直にゴールへ向かうのに対して水平思考と言われます。1例を挙げて考えてみましょう。

【Q.10個あるりんごを4人で均等に分けなさい】

あなたならどうしますか?現実社会では2つずつ分けて残り2個はじゃんけん?(笑)←これはなしで。

 

【A.2個ずつ分けて残った2個を均等に4分割して分ける】

こういう答えが一般的じゃないでしょうか?
しかしながら、これはロジカルシンキングに基づく答えですね。

 

【A.10個全部をりんごジュースにして平等に4杯に分ける】

これが、ラテラルシンキングの答えの1例です。

 

目の付け所が違うと価値が変わる!?

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スティーブ・ジョブスは、従来のコンピュータの操作性を直感的なものへと進化させ、iphoneなどでは自分が使いたいアプリを後から選んでインストールするというそれまでにない手法で世界を変えてきました。

また扇風機から羽根を取り去ってしまうという斬新な発想でヒットを生み続けるDyson、従来の日付の古いものから販売するという習慣を、新しいものから売る”後入れ先出し”という逆転の発想で商品の回転率を上げたセブンイレブン…。

ラテラルシンキングは固定概念や常識を疑うことから始まり、数多くの新しい価値観を生み出しています。

ランニングの世界はどうでしょうか?

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いろんなトレーニング方法やドリルはありますが、多少やり方やアプローチ方法が違うことを除くと基本的には大きなブレがないように感じています。やはり体幹・骨盤を基準にしてそこから派生する動きをコントロールするというものが主流でしょう。

走らないで記録を伸ばす!というラテラルシンキング的なものはほとんどないですね。実は、知り合いのDrとナースはこれに近いことをして、ほとんど走らず屋内トレだけでサブ3.5まできていますが…(驚)

そういうケースもあるので、いまランニング・マラソン界にある常識・固定概念も一度崩して考えて見ることも意味があるのかもしれません。もちろん、そのままじゃないといけない部分もあると思いますが。

 

常識を疑う・検証する

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いくつか例を挙げると、

・初心者こそクッションの薄いシューズを履いたほうがいい
・ストレッチはしないほうがいい
・ウォーミングアップも必要ない

などと聞くとどうでしょうか?

 

えっ!(゜o゜)

 

と思いませんか?

過去の様々な経験や検証から、

・初心者ランナーは脚やひざの保護から厚底のクッションのシューズがいい
・走る前はしっかりストレッチしましょう
・ウォーミングアップをしっかりやっておきましょう

というのが常識だと思うと違和感を感じずにはいられないですね。

 

でも、こういう指導をして成果を出し続けているコーチがいるのも事実です。

 

確かにきちんとしたランニングフォームや身体の使い方を学べるのであれば、クッションが厚いシューズは地面からの反発力を消してしまうリスクがあるし、同じく反発を得るためにはむやみにスタティックストレッチ(静的ストレッチ)で筋肉を伸ばすこともNGでしょう。

私もフルマラソンでもウルトラマラソンでもウォーミングアップはしませんが、これは無駄なエネルギーを使わないためです。大抵の場合、スタート後数キロは混雑でペースも作れないまま走るのでそれがウォーミングアップになります。あんまりウォーミングアップをやりすぎてもスタートまでの間に身体が冷えてしまっては意味をなしませんし…。

 

チャレンジあるのみ ~可能性は無限?~

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今回、ラテラルシンキングの記事を仕事として書いていて、ふとランニングにも応用できないかと考えてみるに至りました。直ちにこれをこうして…というものはありませんが、もしかしたら新しいメソッドや練習方法でいまの常識よりも勝るものがあるかもしれないですね。

そういう可能性があることは、ご紹介してきた例をみていても解ります。いま、自分なりにいろんな人の真似をしながらオリジナリティをつけてドリルなどを検証しています。それが正しいのかどうかは解らない状態ですが、ラテラルシンキングの概念を忘れずに新しい可能性を追いかけてみたいなと考えています。

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