脳内アプリでマラソンがより楽しくなる!?


マラソンの中継や沿道で応援していて手に汗握るような感覚を覚えたり、歯を食いしばって頑張る選手を見て感動した経験は誰しもお持ちではないでしょうか?

いったいどんなメカニズムでそのようなことが起こっているのでしょうか?それを解明するとマラソンをメンタルからコントロールしていけそうな気がします。

 

ものまね細胞 ミラーニューロンの働き

 

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こんなことありませんか?

映画やドラマ・小説などを観ていてすっかり感情移入してしまい、まるで主人公になったかのように共感して涙を流したり、喜んだり…

野球の試合であとアウトひとつで優勝!という瞬間にまるで選手と同じように緊張して手に汗握ったり、興奮してドキドキしたり、…

 

このような共感したり、疑似体験しているような気持ちになるのは

 

”ミラーニューロン”

 

の働きによるものです。

 

 

ミラーニューロンの作用とは?

 

私たち人間には、いろんなシーンを見ているだけで直接体験できなくても知覚できる機能が備わっているのです。具体的にいうと、それを自分が体験するときと同じように細胞が働くのです。

ミラーニューロンの”ミラー”とは、鏡のような反応をする”というところから名づけられています。

 

マラソンで言えば、苦しい表情で走っている選手を見て、自分も同じように苦しい感情を抱いて「がんばれ!」と応援したり、選手が転んだ瞬間には、「痛いっ!」と思ってしまうのもこのミラーニューロンの働きによるものなのです。

もちろん、苦難を乗り越えて笑顔でゴールした時に、同じようにうれしくなったり、感動したり、拍手してしまうのもその働きでしょう。

 

ランナーズハイだけではない! エンドルフィン

 

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ランナーズハイって?

他にも、マラソンではランナーズハイでお馴染みのエンドルフィンという神経伝達物質も有名ですね。身体の苦しさ・辛さが限界を迎えた時に、それを緩和しようとする生体の反応のひとつとして脳内麻薬物質と呼ばれるエンドルフィンが分泌されると言われています。

突然、苦しさから解放されて、どこまでも楽しく走り続けられそうな高揚感に包まれることをランナーズハイと言います。長く走っていると経験することがあるでしょう。

私は、初めてサブ4達成した2013 熊本城マラソンと2015 四万十川ウルトラマラソンで2回経験している気がしてます。キツイはずなのに後半にペースアップしたり、まだ走っていたいと思った記憶があります。

 

エンドルフィンのもうひとつの効果

 

このエンドルフィンは、モルヒネの作用のように鎮痛・麻薬作用と同時に多幸感もたらす作用があります。多くの方が人助けをしているシーンを見て感動したり、災害現場から人が無事に救助されたときに「あ~よかった」と思える感情もエンドルフィンの作用によるものと考えられます。

もっと身近な例で言えば、電車やバスの中で高齢者に席を譲ったり、階段を介助して降りたり、日常のちょっとした親切なシーンを目にしたり、自分自身が行った時もほっこりと心温かな気持ちになりますよね?

こんな瞬間に、幸せな気分になれる神経伝達物質が実際に分泌されているということです。

 

マラソンで言うと、沿道からたくさんの仲間や家族が一生懸命応援してくれたり、レース中に見ず知らずのランナーや沿道の人に励まされたり、ふと幸せな気分になることがあるでしょう。

また、ゴールした時には支えてくれた方々への感謝とともに、頑張った自分を認めてあげる・褒めてあげるという何とも言い難い幸せな気分に立ち会うことを経験している方もいらっしゃるのでは?

このことは、ランナーのみならず、沿道で応援している人にも同じような効果がありそうですね。仲間が楽しそうに走っている姿や応援に気づいてくれた時、そしてゴールして喜んでいる姿を見るとに同じように幸せな気分になるものです。

 

マラソンのエネルギーに?

 

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これらの神経細胞の作用は、コントロールして出すものではなく自然に湧き上がってくるものだと思いますが、ある程度意識して鍛錬すれば上手に活用できるのかなと思っています。

つまり人間には、感情移入や疑似体験ができるミラーニューロンと、多幸感を得られるエンドルフィンというアプリがあらかじめ備わっているのです。そのアプリをどう活用するかによって、マラソンを走る、応援するという行動もより楽しむことが出来るのではないでしょうか?

感動のゴールシーンを繰り返し観てみたり、理想の走り方のランナーをよく観察したり、潜在意識の中に刷り込んでいくことで自らの走りも影響される面も少なくはないと思います。

そこに、自分が理想の走りをするイメージトレーニングを行ったり、感動的なゴールを迎えるイメージを焼き付けてみると、日々の練習やその成果がちょっと違ってくるかもしれませんよ!?

炭火のように長く燃え続けるモチベーションにもなるかもしれません!?

 

もちろん、実際の練習があっての話ですが(笑)

 

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